赤いリボンのボトルデザインが有名なマムのシャンパン みゅうパリ ブログ記事ページ

みゅうパリ ブログ

<< カテゴリ内の前のページ カテゴリ内の次のページ >>

    赤いリボンのボトルデザインが有名なマムのシャンパン


    2024-04-27

  • シャンパーニュ地方ランスで、1827年に創業したシャンパンメゾン、マム MUMM 。男爵と騎士の家系を持つマム家によって始まった老舗メゾンです。

     

    ランスにあるマムのシャンパンセラーでは、仏語又は英語のセラー見学に参加することができます。マムがどのようにして成長し国際的に有名になったのか、シャンパンの製造方法の説明と共に、マムの専門ガイドが、1時間たっぷり案内してくれます。

     

     

    セラー内は暗いし湿気たっぷりで滑りやすいです。歩きやすい靴がおすすめです。

     

     

    マムといえば、ボトルネックに施された赤いシルクのリボンの装飾が特徴ですね。1886年には英国王室御用達のシャンパンに指定され、以降ベルギーやオランダなどヨーロッパ各国の王室に愛されてきました。

     

    この赤いリボンは、フランスのレジオン・ドヌール勲章 (Ordre national de la Légion d'honneur)からインスピレーションを得てデザインされたのだそうです。

    レジオン・ドヌール勲章とは、ナポレオン1世により1802年に制定されたフランスの栄典で、日本人では過去に池田理代子さんや北野武さんなど、多くが受賞している大変名誉ある勲章です。

     

     

    マムは、フランスで活躍した日本人画家レオナール・フジタ(藤田嗣治)のパトロンとしても有名です。ランスはフジタがカトリックの洗礼を受けた地。ランスへのオマージュとして礼拝堂を建設したいと願った際、その願いを助けてくれたのが、マム社の社長でありフジタのパトロンであったルネ・ラルー氏。マム社の敷地内には、フレスコ画で有名なフジタ礼拝堂もあります。

     

    マムのセラー見学に参加してみたい方はこちらのツアーをどうぞ↓

     

    パリ発

    【プライベートツアー】日本語アシスタントと専用車で行く シャンパンの旅 1日観光 ~選べるシャンパンセラー訪問 ・ テイスティング2か所付

     

     

    (森)


<< カテゴリ内の前のページ ブログ記事一覧へ カテゴリ内の次のページ >>

最新記事