800年前の職人の技と現代アーティストのコラボ! みゅうパリ ブログ記事ページ

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    800年前の職人の技と現代アーティストのコラボ!


    2021-07-31

  • この夏はフランス各地の『観たかったもの!』を訪ねる週末&夏休み。その第1弾は、大聖堂のプロジェクションマッピング!国内に数ある大聖堂の中でも、パリから北へ160㎞走った、世界遺産でもあるアミアン大聖堂へ行ってきました。ちなみに、アミアンを選んだポイントは、大聖堂前の広場の大きさ。大聖堂といえばどこも高さがあるので、写真を撮るにも、プロジェクションマッピングをみるにも、大聖堂の前の広場がかなり大きくないと全体がみれないのです。

    2020年に建立800年を迎えたアミアン大聖堂。オープニングは“800”の数字がバラ窓の下に浮かび、砂時計のように丸い光が、ポトン、ポトンと落ちていきます。まだまだ日の長いフランス。7月のショーは22時30分からの予告でしたが、実際は22時45分から始まりました。私たちは開始の45分ほど前から見学のための場所取りをしましたが、既に多くの見学者が広場に来ていて、開始15分前位からは屋外の大きな広場であっても入場制限をしていて、正面からショーを見れない人も!屋外ではマスク必須でなくなったフランスですが、多くの人が集まる場所ではマスク必須。見回りの係の人が何度も顎マスクの人を注意するほど、フランスにしてはきっちりした雰囲気。

    真ん中にボワ~ン浮かび上がる聖人達。

    縁どられた大聖堂。こんなに細かい造りなのかと、改めて驚き!

    ド派手!!な色彩にも落ち着き感があります。以前、ある記事で読んだのですが、ヨーロッパの色調は、彩度が高く、明度は低い、のだそうです。それがこの落ち着き感なんですね。800年前の技術の見事に調和。

    聖人達の衣装の色彩の細かさには驚愕で、動き出しそうに感じるほど。私はまだまだ勉強不足で、それぞれの聖人を言い当てられないのですが、もっと知識があったらもう鳥肌モノなはず。

    聖母から最後の審判の様子まで、本当に細かい彫刻が、細かい光の演出で彩られています。もう言葉がでないほど・・・

    光のショーが終わると、それまで座ってみていた見学者も、近寄って扉の周りの様子を見つめたり、写真を撮ったり。約30分のショーが終わったのは23時15分頃。パリから日帰りで行けるアミアンですが、夜遅くに終わるこのショーのために一泊してよかったです!翌日は、アミアンのもう一つの名物、オルティヨナージュという湿地帯の水上散歩を楽しみました♪大人も子どもも楽しめる、おススメの街です!

    アミアン・ノートルダム大聖堂

    アミアン、びっくりエピソードのあるオーナーのワインバー

    お菓子やさん@アミアン市(フランス大統領夫人のご実家!)


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