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閑静な住宅街、8区にあるジャンクマール=アンドレ美術館。パッと見た感じ美術館には見えません。凱旋門から、オペラ地区ギャラリー・ラファイエット百貨店を結ぶオスマン大通り沿いにありながら、入口もカフェも奥まっているので実際美術家の中もとても静かでゆっくり鑑賞できます。
ジャンクマール=アンドレ美術館は、銀行家のエドワール・アンドレ氏とネリー・ジャックマールのご夫妻の豪華な個人邸宅で、1869年に建築されました。子供がいなかったご夫婦は芸術作品の収集を趣味とし、ご夫妻が世界中を訪れてすばらしい美術品を集めていました。
絵画コレクションには、 ナポレオンの首席画家だったジャック=ルイ・ダヴィッド、マリー・アントワネットが一番好きだったといわれる宮廷画家エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン、17世紀のオランダ絵画黄金期に活躍した巨匠レンブラント、バロック期のフランドル出身の画家アンソニー・ヴァン・ダイクなどなど、、すごいです!(@_@;) すばらしい作品が揃っています。一流の美術館に引けを取りません。
入場料は2019年9月現在12EURですが、入場料にはオーディオガイドが含まれており、うれしいことに日本語オーディオガイド有り!主要作品はオーディオガイドで詳細な説明を聞くことができますのでとても番強になります。
美術品もさることながら、邸宅自体もとてもすばらしい。お客様を招いてコンサートを開いていたサロンや、温室庭園など、当時の豪華な夫妻の生活が垣間見れます。
併設のカフェは、ご近所のマダムやファミリーたちでにぎわっていました。(にぎわっていたのはテラス席で室内静か)
バラ祭で有名なシャアリにも、ネリー・ジャックマールのコレクションが鑑賞できる美術館がありますのでこちらも合わせておすすめです。
ジャンクマール=アンドレ美術館
Musée Jacquemart-André
158 Boulevard Haussmann, 75008 Paris(城)
年中無休!艶麗な邸宅、ジャンクマール=アンドレ美術館&カフェ
2019-09-25
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