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以前もみゅうパリブログでお伝えしましたが、TGVとほぼ同じなのに常に安い、2013年に設立されたばかりの格安TGVブランド、OUIGO(ウィゴ)に乗って出かけてきました!
こちらの格安TGV、新しい電車会社ではなく、フランス国鉄(SNCF)が運営しています。 日本でいうと、JRがのぞみと同じ速さの電車の格安版を一日に数本のみ運行する感じ。各駅停車のこだまならのぞみより少し安いですけど、のぞみが格安だったらぜひ乗りたいですよね!
なんと、OUIGOのドラゴンボール(Dragon Ball Super)仕様車でした★
以前お伝えした時より、さらに行き先が増えています!
パリ出発で、リヨン(Lyon)、マルセイユ(Marseille)、モンペリエ(Montpellier)、ボルドー(Bordeaux)、ナント(Nantes)、ストラスブール(Strasbourg)、そして、今回乗ったニース(Nice)。
2019年7月には、トゥールーズ(Toulouse)行きが運行開始予定です。
ニース行きは、トゥーロン(Toulon)、エクス・アン・プロヴァンス(Aix-en-Provence)、カンヌ(Cannes)などなどに停車します。
日本では新幹線にあたる高速列車TGVとOUIGOの違いは、まず、チケットの販売方法。
TGVチケット:駅窓口、インターネットで購入可
OUIGOチケット:インターネット販売のみ、かつ、情報によると、日本発行のクレジットカードでは支払い不可のようです(2019年現在)。日本からの旅行の方には、ちょっと残念なお知らせですね。。
さらに前回のブログからの違いは、パリから離れた駅からの出発だけでなく、パリ主要駅からの出発する列車が断然増えたことです!
2017年12月には、パリ・モンパルナス駅からフランス西部のボルドーやナント、レンヌなどへ向かう列車が乗り入れを開始。
2018年7月には、パリ東駅から東部のナンシーやストラスブールなどへの列車が発着。
2018年12月に、パリ・リヨン駅発着のニースなど南行き列車が登場しました!
今回、パリ⇔ニース(NICE)間で利用したのですが、上記の恩恵を受け、パリ・リヨン駅発でした。出発の30分前集合は変わりません。
リヨン駅のOUIGOの列はとても長く、一瞬間に合うかドキドキしますが、意外にチェックインはサクサクと進んで、30分前に駅に到着していれば、まず間に合います。
印刷したチケットまたはスマホのアプリにある2次元バーコードを入り口で読み取り、ホームへ進みます。リヨン駅では、駅員さんが手持ちの読み取り器で読み取ってくれます。ですので、ホームへ行くことができるのは、この2次元バーコードを持った乗客だけとなります。
全指定席。座席を見ると・・・。ちょっと簡易的な座席。というのも、リクライニングができないのです。通常のTGVとの差ですね。。
また、チケット購入時に、有料オプション(2019年現在2ユーロ)となっている、「電源」を選ばないと、コンセントもありません。。。いつもは座席に1つはあるミニゴミ箱もなし!そして、足を乗せる台もなし!!超簡易シートです。
3人組や6人組でチケットを購入すると、こちらの座席となります。以前3人で利用したときは、3人横並びでした。3人掛けは、間に肘掛けもなし。そのかわり、1人用シートは両脇肘掛け付きで、スペースもちょっと広いので、羨ましかったです。。。
2階建て車両の2階部分の座席は眺めも良いので、有料オプション(2019年現在5ユーロ)ですが、もれなくコンセント付きでお得♪
座席付近にゴミ箱はないのですが、車両入り口付近に、「ゴミ大好き、プーベラター(Poubellator)」という怪物型ゴミ箱があります。日本の新幹線も車両出入口にゴミ箱があるので、同じ方式ですね。日本を真似したのかしら?
(桃)
みゅうパリ♪電車関係ブログ♪
フランス電車の乗り方2〜TGVでパリから遠出♪新しいゲート編
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2019-05-17
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