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フランス、ノルマンディ地域圏、ウール(Eure)県にある、フランスの最も美しい村に認定されている村、ル・ベック・エルワン (Le Bec-Hellouin)に行ってきました♥ フランス語では全部つなげて、「ルベッケルワン」と聞こえます。
ここで訪れたいのは、1034年に建てられ、2008年にフランス歴史的記念物(Monument historique)に指定された、ル・ベック修道院(Abbaye Notre-Dame du Bec)。
百年戦争や宗教戦争などから、徐々に衰退していましたが、フランス革命により、修道士たちはここを離れ、その後の10年で略奪があったり、建物が破壊されたりして、悲しいことに劣化していきました。
第二次世界大戦までは軍隊が占領していましたが、歴史的建造物に認定されたこともあり、徐々に修道院としての機能を回復しています。今では、サポート団体の友の会も設立されています。
もう一つ、 サンタンドレ教会(L'Eglise Saint-Andre)も外せません。
ステンドグラスがなんとも素敵なのです。作りはシンプルですが、光が入った色合いがとっても美しい。 ちょっとエルメスのスカーフ柄にも見えなくもない?光の影がまぶしかったです★
ノルマンディらしい、コロンバージュ(colombage、木組み)の家々が積み木のように並んでいてとっても可愛い♥
この組み合わせも面白い。自分好みのコロンバージュを見つけるのも楽しい♪
このちょっとたわんでいるような感じ、田舎の古い蔵とかで、ちょっとゆがんでいるものに似ているような気がして、ほのぼのします〜。
わたしが訪れたときは、木蓮(マグノリア)の花が満開のお庭がたくさんありました!遠くから見ると、日本人の目には一瞬「桜!?」と思えて仕方ありません。。
今回は訪れることができなかったのですが、この村には、パーマカルチャー(Permaculture、ペルマクルチュール)のBio農場があります。ガイドつき見学や自由見学、そして、学びたいひとのためのクラスもあります。パーマカルチャーとは、パーマネント(永続性)と農業(アグリカルチャー)、そして文化( カルチャー)を組み合わせた言葉で、永続可能な農業をもとに永続可能な文化、即ち、人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法のことです。
ル・ベック・エルワン (Le Bec-Hellouin)
*Googlemapでは、「ル・ベック・エルルワン」と表示
ルーアンから車で約1時間(桃)
フランス、ノルマンディーの最も美しい村「ル・ベック・エルワン (Le Bec-Hellouin)」
2019-04-04
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