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[みゅう]ブログで何回も紹介してきたジアンとジアン陶器。
ファイアンス焼きの陶器ジアン、工場隣接のアウトレットもセール中★
今回、ジアンを訪れるのであれば、超おすすめ、ミシュラン★付きレストランを紹介します。
ジアンの中心地から、ロワールを渡った対岸側。
一見ひっそりとした店構えのこの場所。
実はミシュランガイドで1ツ★を獲得しているレストランです。
「コテ・ジャルダンCôté Jardin 」というのがその名前。シェフとマダムの2人でやっている小さなジアンのレストラン。
「コテ・ジャルダンCôté Jardin 」は、「庭側」という意味ですが、実はこれ、演劇用語なんですね。
「コテ・ジャルダンCôté Jardin 」は、舞台を正面に見たときの左側のこと。
ちなみに、右側は「コテ・クールCôté Cours 」といいます。
演劇の世界では「右」、「左」というような、自分の向いている方向で変わってしまう概念ではなくて、このように決まった用語を使います。
舞台にいる役者、対面する演出家にとって、そっちのほうが便利ということですね。
このレストランが、「コテ・ジャルダンCôté Jardin 」なのは、ロワールの「左岸」にあるから。なかなかおしゃれなネーミングですね。
さて、今回は、45ユーロのランチ。これも驚くべき、コスパです。
というのも、前菜 + メイン + デザート のほかに、「アムーズ・ブーシュ(Amuse bouche)」という前菜のさらに前に出されるお料理がなんと、3品続きます!
結論から言いますと、すべて、めちゃくちゃ美味しいです。感動する美味しさです。
まず、これが第一のアムーズ・ブーシュ。
奥がニンジンのムース、手前がオレンジのエキューム(泡)、そして、四角い緑がルッコラのマシュマロ!ほんのりとそれぞれの素材の味がします。
第二のアムーズ・ブーシュ。
フェンネル(ウイキョウ)のパンナコッタとスモークサーモン。マスタード添え。
しっとりとしたパンナコッタとスモークサーモンは絶妙のバランス。粒マスタードのアクセントが良く効いています。
第三のアムーズ・ブーシュ
クリームソースと白、赤大根の薄切り。薄くきったチョリソが添えられています。
濃厚なクリームと、さくさくの大根、深みのある味わいのチョリソなどがうまくバランスをとられています。
素材にこだわり、素材を1つ1つ丁寧に調理しているのが良く分かります。
この時点でかなり満足感ありますが、ここからが前菜のスタートです。
ミディアムレアのサーモン、薄切りソーセージ、ムール貝添え。
中はふんわりとやわらかくて、サーモンの焼き加減も絶妙。
メインディッシュに近いお皿ですが、これでまで前菜です。幸せすぎます。
メインは、鶏の胸肉。
手前は青梗菜(?)のようなしゃきしゃきの野菜と、お肉の下には、サルシファイというごぼうに似た野菜があります。
デザートは、パイナップルとホワイトチョコレート、そして、ライチシャーベット。
シェフとマダムの2人でやっている小さなジアンのレストラン。田舎のひっそりとした場所に高いクオリティーのフランス料理が出されているところが、フランスのすごいところですね。
渦
Coté Jardin
14 Rue de Bourges 45500 Gien
営業時間
ランチ12h15 ~ 13h00
ディナー 19h45~ 20h30↓のツアーをお申し込みの方、ここで紹介したミシュラン1ツ星レストランCôté Jardinのテーブル予約を無料で代行いたします。
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