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クリスマス前の週末、 マレー地区 ヴォージュ広場にある ユゴー パリ記念館で開催中の 風刺画展を訪ねてみました。ランスの文豪であり、 政治家でもあった ヴィクトル ユゴーは 19世紀の激動の時代に生き、 当初は支持していた ナポレオン三世と 対立、 亡命の憂き目に遭いましたがそれまで、1832年より 15年間 暮らした住家 が 現在では 記念館になっています。記念館の入口を入ると 入場券売り場と売店があり、 左手から 階段を上っていきます。 数々の肖像画を過ぎる と、 風刺画展の看板。1 フロアー全体が その展示に充てられています。日本でも良く知られている 風刺画家 ドーミエ や、 高名な写真家 ナダールの風刺作品 等が 年代順に並び、 見学者はみな ごらんのように 見入っています。ユゴー自作の戯曲がたびたび上演禁止となるなど 激動の世相の中でも自身を風刺されることには 寛容だったとされています。さらに上階に足を運ぶと、 ユゴーの暮らしぶりが分かる アパルトマンがあり、窓からは ヴオージュ広場が望めます。マレー地区には ピカソ美術館、パリ歴史博物館の カルナヴァレ博物館も 徒歩圏内にあります。Maison de Victor Hugo6 Place des Vosges, 75004 Paris風刺画展は 2019年 1月6日 まで(友)
風刺画展 / ユゴー パリ記念館
2019-01-05
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