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リヨンから南へ約200km、アヴィニョンから北西へ140kmのあたりに、チュエイ(Thueyts)という人口1200人ほどの小さな村があります。趣のある村、と言われています。
チュエイ、って読みづらいと思って調べてみたら、村の名前の所以の説明があって、紀元前52年、ジュリアス・シーザーがアルデッシュの山を進んでいた時、平らな土地で野営をする場所を探すようある士官に命じ、その士官から、良い場所を見つけたが、まだそこへ行くのには一山越えなければ・・・という報告を受け、その方向へ進んでいく道すがら、「もう着いたか?」という問いかけを繰り返し、「着きました!(Tu y es! チュイエ)」と叫んだことから、チュイエ、チュイエ・・チュエイになったと書かれていました・・。本当かしら。。
村の広場の近くには、かつての様子を描いたとってもかわいい壁画があります。こちらは、蚕のまゆの市場の様子。
19世紀まで絹産業が盛んだったようです。
そして、さくらんぼのマルシェ!
アルデッシュの栗とならんで、さくらんぼの栽培も盛んだったんですね!
Chateau de Blouという城もあります。
美しく色づいた木々が村の中に沢山あり、ただ散策するだけでもなんだか懐かしいような気になります。
チュエイ(Thueyts)
オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏、アルデッシュ県(Ardèche, Auvergne-Rhône-Alpes)
(桃)
南仏アルデッシュ、素敵な壁画のある村、チュエイ(Thueyts)♪
2019-01-04
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