2018【7月29日限定】シャンパン街道祭りへ　参加レポート　みゅうパリブログ

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2018【7月29日限定】シャンパン街道祭りへ　参加レポート

2018-08-06

毎年ご好評いただいている年に一度のシャンパン街道祭り。今年で8回目の催行の人気ツアーに参加してきました。

参加者の中には、この日に合わせてハネムーンを組んだ新婚さんや、昨年参加して、楽しかったのでまた今年もこの日に合わせて渡仏したリピーターの方などがいらっしゃり、本当にうれしい限りです。

今年2018年はヴァレ・ド・ルルス（Vallée de l’Ource）という地方にある7つの小さな村で同時開催されました。

時間的な制約で7つの村を全部回るのは無理なので、その中でも最も試飲ポイントが多い2つの村と、最後に別の村の試飲ポイント１箇所によりました。

こちらが最初に寄った村。

早速、２５€の試飲キットを購入し、お祭りスタート！

街のデコレーションも気合いが入っています。これら全て、ボランティア住人の手作りだそうです。このお祭りを成功させようという村人たちの熱情が伝わってきます。

この日は天候にも恵まれ、まさにシャンパン日和。じりじりと暑い太陽のもとで飲む冷えたシャンパン。とってもおいしい！

試飲ポイントには、番号のついた看板があります。先ほど購入したキットの中に、試飲チケットが入っているので、その番号のチケットを切り離して試飲します。

例年のことですが、シャンパングラスになみなみついでくれます。

こちらは、村の音楽隊。会場を盛り上げます。

キンキンに冷えたシャンパン！

そしてシャンパンとの最強の組み合わせ。生ガキ。肉厚でとってもおいしかったです。

こちらでも、試飲。

ここでも、試飲。

そしてこちらでも。

最後に寄ったのは、エッソワ（Essoyes）というこの村です。透き通るような水が流れる小川が美しい村です。

ここでは、珍しく、ビン内２次発行させる前のスティルワインを試飲することができました。こういう特別なものが飲めるのも、お祭りの良い所です。

村には、ルノワールの看板が。村人がここにルノワールの家やアトリエがあるよ、と教えくれました。あの『ムーランドラギャレット』で有名なルノワールですが、この村にも家を持っていたそうです。

後で調べてみたところによると、ルノワールの奥様、アリーヌがこのエッソワ出身で、彼女が実家に連れてきたときに、この村の美しさにひかれ、３０年間毎年夏に家族で来ていたそうです。

アリーヌといえば、オルセー所蔵のこの有名な絵画、『田舎のダンス』の女性モデルですね。

そして、ルノワール５１歳の時にこの土地に家を買ったそうです。

ルノワールのアトリエなども見学できるようなので、またゆっくり時間をかけて再訪したい村でした。

とにかく、シャンパンを浴びるように飲んだ一日でした。

２０１９年のシャンパン街道祭りは、７月２７日、２８日ヴァレ・ド・ラルス（Vallée de l’Arce）での開催です。夏にフランスに来ようと計画中の方は、ぜひこの時期にいらっしゃってください。

（渦）