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フランスでは日常生活に深く根付いているマルシェ(市場)文化。パリだけでも90近いマルシェが存在しています。食材を買うとき、スーパーマーケットももちろん便利ですが、新鮮な食材を求めて野外マルシェに足を運ぶことが、パリ生活の一部となっています。
こちらは、パリ1区サン・トゥスタッシュ教会横に毎週木曜と日曜にでるエティエンヌ・マルセル(Etienne Marcel)のマルシェ。エティエンヌ・マルセル地区は、オシャレなセレクトショップが立ち並ぶシックなショッピング街です。
日曜日の朝、地元客であふれるマルシェ。野菜、お魚、お肉、チーズ、パン、ワイン、などなど、すべての食材が揃います。 お花やキッチン雑貨などもあります。
ここのチーズやさんでは、フランス各地の地方チーズを取り揃え、どういうチーズを探しているのか、合わせる食材・ワインは何かなど、好みに合わせてチーズを選んでくれました。チーズへの情熱をひしひしと感じる熱いトークは、5分くらいにおよび、気づいたら後ろは行列。。フランス人はお話好きが多いので、時間がない方は要注意です。
お野菜も日本ではみたことないような珍しい野菜が並びます。いつも思うのですが、マルシェでみる八百屋さんはディスプレイがほんとうにオシャレ。色使いや札、木箱の使い方など、フランス人の生まれもったアート感覚がこんなところにも現れるのかも。マルシェは量り売りのためフランス語での会話が必要ですが、簡単な英語なら通じるところが多いので、ぜひチャレンジしてみてください!観光客もたくさんいます。
エティエンヌ・マルセルのマルシェの横にあるサン・トゥスタッシュ教会は、1532年から約100年近くの年月をかけて建築されたゴシック様式の建築。ルイ15世の公妾として有名なポンパドゥール夫人はここサン・トゥスタッシュ教会で洗礼を受け、またルイ14世が初めて聖体拝領の儀式を行ったのもこの教会です。
このサン・トゥスタッシュ教会で一番の見所は、パリ最大のパイプオルガンです!かの有名な作曲家・ピアニスト、フランツ・リストもここのパイプオルガンで演奏したそうです。毎週日曜の夕方には無料のパイプオルガンコンサートが開催していますので、毎回多くの音楽ファンが集います。
日曜なのでミサの最中でした。
★☆★パリのマルシェブログ★☆★
サン・トゥスタッシュ教会
Église St-Eustache
2 impasse Saint-Eustache 75001 Paris(城)
パリのマルシェ文化 1区エティエンヌ・マルセルのマルシェ
2017-01-25
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