3つ星レベルの料理がビストロ価格で、ルーブル美術館近くのレストラン「 Zebulon 」 みゅうパリ ブログ記事ページ

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    3つ星レベルの料理がビストロ価格で、ルーブル美術館近くのレストラン「 Zebulon 」


    2016-11-27

  • 素晴らしいレストランに出会うと、ちょっとしたジレンマに陥ります。おいしい料理を友人達にぜひ味わってもらいたいと思う一方で、そのお店がどんどん有名になって、気軽に行けなくなってしまうかもと不安も感じます。

    そんな名店を紹介してしまいましょう!「ゼブロン」という店で、最寄駅は、①と⑦番線のパレロワイヤル駅。ピラミッド駅からも徒歩圏内。フランス国立劇場(コメディー・フランセーズ)のすぐ裏手、ルーブル美術館のすぐ近くです。

    ルーブル美術館見学前後、演劇を観劇した後に使いたい絶好のレストランです。

    この立地の良さに加え、店内は居心地がよく、肩に力が入らない、リラックスしたひと時を過ごすことができます。

    料金は、昼メニューが2コースで20EUR。夜が45EUR。この界隈の物価の高さを考えれば、安いともいえる価格。ワインも充実しているので、文句なし。

     

    この店を2016年半ばより任せられているのは、私の友人でもある青木シェフ。フランス各地の名だたるミシュラン星付きレストランで修業を積んできた、まだ30代の若き新鋭シェフです。レンヌの1つ星レストランで働いた後は、21世紀のフランス料理界を代表するといわれている3つ星ミシェル・ブラス、そして、パリの老舗中の老舗3つ星ランブロワジーで働いてきたという、いわば料理界のエリート。

    3つ星の訪れるお客さんの中には、財界の重鎮、映画スター、アラブ諸国の大金持ちなどが多かったそうです。

    しかし、最高級フレンチは、お客さんを選んでしまうのもまた事実。私のような一般人はよっぽどのことがなければ(よっぽどのことがあったとしても)食べに行くことはできません。

    ガストロノミーレベルの料理を、街場ビストロの価格で提供できないか。これが青木シェフの目指していたことです。

    仕込みを減らし価格を抑えるとしても、徹底的にこだわった素材本来の味を生かすスタイルは、さまざまな名店で培ってきた彼の技術と料理に対する情熱が生きています。

    前菜

    白菜の肉詰め、季節の野菜がたくさん入っています。

    日本人好みの、あっさりとした味付け。それぞれの野菜のおいしい味が調和しています。

    メインは子牛のロースト

    お肉は柔らかく、「最高」のひとこと。

     

    デザート

    レモンソースと抹茶アイス。お腹いっぱいですが、あっという間に食べられました。

     

    素晴らしいひと時を過ごせる場所です。

     

     

    (渦)

    Zebulon

    10 Rue de Richelieu, 75001 Paris

    日曜日 休業


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