遺跡好き集まれ!「ストーンヘンジ」の次はここだ!ブルターニュカルナックの列石群 みゅうパリ ブログ記事ページ

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    遺跡好き集まれ!「ストーンヘンジ」の次はここだ!ブルターニュカルナックの列石群


    2016-09-04

  • 世界で最も有名な先史時代の遺跡といえば、ストーンヘンジかもしれませんが、ブルターニュにも負けず劣らずの遺跡があります。カルナックです。

     

    ブルターニュ地方のモルビアン県、サーフィンで有名な観光地キブロンの近くにカルナックという町があり、先史時代のメンヒルが並んだ列石で有名です。

     

    メンヒルとは、先史時代に作られた遺跡に使われている巨大な石のことで、ブルターニュ人が使っていた「ブルトン語」で「長い石」の意味。フランスの考古学者が命名した用語だそうです。

     

    カルナックには、大小のメンヒルが全部で4000個以上確認されています。

    これらのメンヒルは、それぞれ小グループを作り、そのグループのなかでいくつかの列をつくって並んでいます。

    いったい何のためにこれらの石を並べたのかに関しては、いまだ定説がありませんが、古墳などが近辺にあるために宗教的な用途として建てられた、あるいは埋葬儀式のために作られたなどの説が有力です。

     

    こちらは、カルナックで最もおおきいメンヒル。6m以上あります。

    ある一説によると、土着の宗教を信じていたブルターニュの戦士たちが、ローマ兵士に追い詰められ、この地で石にされたのだ、という都市伝説もあります。隊列を組んでいた兵士がそのまま石になってしまったのでしょうか?!

    そして、クリスマスイブの夜には、元戦士だった石が動き出すというのです!それを見たものは巨石に踏まれてしまうらしいので、カルナック列石をクリスマスイブの夜に観光するのは避けたほうがいいかもしれません。


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