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すっかりカタカナ日本語になっているもの中で、「お~これってフランス語だったんだ~!」という単語をいくつか紹介します!!
バーバパパ
(画像はネットからとりました)
世界中で愛されている絵本「バーバパパ」。フランス語で「Barbe à papa」、直訳すると「パパのひげ」。屋台で売っている「綿菓子、わたあめ」のこともフランス語ではバーバパパといいます。わたあめとパパのおひげと似てるかな?
パフェ
(画像はネットからとりました)
フルーツやアイス、生クリームなどをふんだんに使ったデザートですが、フランス語で「Parfait」、直訳すると「完全な、申し分のない」。たしかに日本のあの完璧なパフェを食べると顔がほころびますよね★
アンコール
コンサートなどで使いますが、フランス語で「Encore」、直訳すると「まだ、再び、さらに」など。英語の again, stillの意味です。コンサートの最後で使うのは理にかなっていますね。ちなみに、フランスでは、コンサートでアンコールのかけ声は、「ユン ノートル Une autre !」といいます。
デジャビュ
実際一度も体験したことがないのに、どこかですでに体験したような気がする?見たことがあるような気がする?そんなときに使うデジャビュですが、フランス語で「déjà-vu」。直訳で「déjà」は「すでに」、英語のAllready、「vu」は「見る」の過去形、「すでに見た、感じた」という訳になります。確かに、その通りです。
エチケット
日本語だと「マナー、礼儀作法」なんて意味で使いますが、元来フランス語では「étiquette」、直訳すると「札、ラベル、名札」という意味。たとえばワイン瓶に貼られているシールもエチケット、小包の荷物に貼られている荷札もこのエチケットを使います。でももともとは、宮廷や公式の場で、王侯貴族の位階や順位を表した札のことをエチケットとよぶようになり、そこで上位の札を付けている方に対して礼儀を気を付けなければいけないという理由から、エチケット=礼儀になったそうです。
シルエット
輪郭の中が塗りつぶされた単色の画像のことをよびますが、フランス語で「Silhouette」 、直訳すると「輪郭、体の線」といった意味です。
クーデター
武力による政変をいいますが、フランス語で「Coup d'État」。「coup」は「一撃、叩くこと」「État」は「国家」という意味なので、直訳で「国家に対する一撃」となりますね。なんか、その通り合っています、という感じですね。
まだまだありますが、最後にひとつ、フランス発祥のお菓子「ミルフィーユ」はフランス語で「Mille-feuille」、「Mille」=1,000、「feuille」=葉、という意味なので千枚の葉、すなわちパイ生地を1,000枚くらいの葉っぱに見立てた美しい由来なのですが、フランス語で正しい発音は「ミルフォイユ」。
「ミルフィーユ」だと「1,000人の女の子」という意味なり、なんともおかしな意味になってしまいますので要注意。このカタカタフランス語変ですよーと日本中に広めてくださーい!
(城)
そのカタカタ日本語、フランス語だったんだ~!
2016-01-13
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