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ソルボンヌ大学の周りには、いまではDVDでした見られないかつての名作を流す名画座がいくつも残っています。
パリの名画座の土壌は、映画狂といわれる映画批評家を生み、その批評家たちがカメラを持つことで、ヌーベルバーグという新しい潮流をうみだしました。ジャン=リュック・ゴダールの「勝手にしやがれ」、フランソワ・トリュフォーの「大人は分かってくれない」などをみて、フランスに興味を持った映画通の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに、下の映画館では丁度、ヌーベルバーグの旗手の一人、ジャック・リベットの作品が流されていました。
日曜日の昼下がりでも結構の人が名画座に集まります。さすが、映画の都パリは不滅です!
単館上映しかやっていなかった作品を見逃してしまった場合も、このような名画座でもう一度チャンスが回ってくることもあります。
今回見たのは、Joshua Oppenheimer監督のThe Look of Silence。一度見逃してしまった作品なので、ここで見られてよかったです。重たい内容のドキュメンタリーですが、やはり重要な作品こそ映画館で見たいですよね。
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さて、これらの名画座で映画をみて、おなかがすいたら是非と言うレストランをご紹介します。
リトル・カンティーヌLittle Cantine(小食堂)と名前の付いたレストランは、平日の昼時はソルボンヌの学生達で大混雑。手作りのハンバーガーは店の人気メニューです。
写真は、アボガドディップが入ったチリハンバーガー。店の定番メニューです。
ソルボンヌ、パンテオンなど観光地にも近いので、便利なレストランです。
Little Cantine - Burgers & Bakery
51 Rue des Ecoles 75005 Paris, France月曜日 定休日
(渦)
カルチェラタンの名画座と手作りハンバーガー
2015-12-21
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