老舗紅茶マリアージュ・フレール マレ地区本店の紅茶美術館 みゅうパリ ブログ記事ページ

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    老舗紅茶マリアージュ・フレール マレ地区本店の紅茶美術館


    2015-06-07

  • 日本をはじめ、世界中に店舗をかまえるフランス紅茶の老舗『マリアージュ・フレール(Mariage Frères)』。フランス土産としても絶大な人気を誇る、フランスを代表する紅茶ブランドです。

     

    マリアージュ・フレールの本店は、石畳の小さな小道が続く、マレ地区にあります。創業当時のままという高貴な雰囲気の外観。店の外までにも、優しい紅茶の香りが漂っています。

     

    地上階はショップとサロン・ド・テになっていますが、上の階は無料の紅茶美術館が併設されています。

     

    この紅茶美術館は、小さな部屋2つから構成されており、1つ目は歴代のティーポットやカップなどのコレクション展示、2つ目の部屋は、昔の紅茶缶のラベルや紅茶に使う器具の展示です。

     

    マリアージュ・フレールは17世紀から紅茶文化を受け継ぐ老舗として名を馳せている通り、この紅茶美術館にも紅茶に関する様々な歴代芸術作品が並びます。

    紅茶美術館のテーマは、『詩と香りと共に世界でも珍しい紅茶の歴史を巡る旅へお連れします』だとか。


    茶葉を混ぜる箱、茶葉を保管する箱、紅茶の作法の一つ一つに使われる様々な器具が展示されています。箱の素材も、カシワ、ブナ、ナツメヤシなどの植物系、中国漆器、銀、陶器、鋳鉄と様々。どれも洗練された芸術品です。

     

     

    ラベルや缶には、アジア系、特に中国系の文字やデザインが多く見られます。フランスの紅茶も、中国の紅茶も、お互いを刺激しあって発展してきたのでしょうか。

     

    紅茶がいかに世界に浸透していったか、マリアージュ・フレールの紅茶に対する情熱とともに紅茶の芸術を学ぶことができる、この紅茶美術館。どなたでも自由に見学できますので、お買い物ついでに寄ってみてもいいですね。

     

     

    美術館内は店員さんの解説はなく完全自由見学となっていますが、地上階のお店には、マリアージュ・フレールの歴史や紅茶の入れ方・飲み方などが学べる書籍が販売されており、「フランス流紅茶芸術」という日本語版もありました!紅茶についてもっとじっくり学びたい方にいいですね。
     

     

     

    地上階のショップでは、試してみたい香りを伝えると、エレガントな店員さんたちがさっと缶を取り出し、香りをかがせてくれます。その笑顔や美しい所作にうっとりしてしまいました。

    店員さんと相談しながら、お気に入りのフレーバーを探してみてくださいね☆

     

    マリアージュ・フレール 

    マレ地区本店 美術館

    Le musée du Thé - Mariage Frères
    30 rue du Bourg-Tibourg Paris 75004

     

    (秋)


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