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    アスパラガス農家訪問 レポート


    2015-06-01

  • フランスでは5月から6月はアスパラガスの旬の時期になり、マルシェ、スーパーなどでも白アスパラやグリーンアスパラが登場します。

    その旬の味覚、アスパラを育てている農家を訪問してきました。

     

    場所は、オルレアンから約20kmに位置する場所で農家をしているラファエルさんとその息子のオリヴィエさんです。もともとは郵便の中継地の厩舎だった場所に農園と地元の物産を取り揃えたお店を経営しています。

     

    早速自慢のアスパラの畑に案内してもらいました。

    アスパラの畑は、畝になっている場所に黒いビニールがかかっています。

    太陽の光をさえぎることで、光合成を遮断し、白いアスパラを収穫します。

    ビニールをはがすと、このように白アスパラがニョキっと頭を出しています。

     

    鉄の棒を差し込んで根元からアスパラを取ります。かなり大きなアスパラです。

     

    こちらは緑のアスパラ。こちらは光を遮断せずに光合成させて緑のアスパラにします。

    写真では、緑アスパラが出ているところ。

     

    6月ごろに収穫時期が終わると、それ以降に伸びてくるアスパラは伸び放題にさせておきます。

    そして、たくさんの太陽を浴びさせて、来年度の美味しいアスパラを作るための栄養分を根っこに蓄えさせます。

     

    伸び放題になったアスパラは、このようになります。

     

    収穫したアスパラは、この機械に通して裁断します。規定の大きさにきらないといけないからです。統一された大きさにされた白アスパラがオリヴィエさんとラファエルさんの店頭に並びます。

    白アスパラといえば、缶詰かビンに入ったものを想像しますが、こっちはれっきとした生、収穫したてです。収穫したては、繊維質が無くてとっても甘かったです。

     

    白アスパラは、軽く皮をむいて、塩水で20分ほどゆでます。ビネガーや塩をかけて素材自体を味わいます。

    一方、緑アスパラは、フライパンなどでいためてお肉のつけ合わせなどにします。

     

    畑の美味しさをたっぷりと堪能する、農家訪問でした。

     


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