掘り出し物を発見!パリのオークション会場Hôtel Drouot みゅうパリ ブログ記事ページ

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    掘り出し物を発見!パリのオークション会場Hôtel Drouot


    2015-02-11

  • パリ9区にあるオテル・ドゥルオー(Hôtel Drouot)は、誰でも自由に参加できる競売場です。生でみるオークション風景は臨場感抜群!

     

    オークション会場は、大きく分けて、競売品をチェックする品定め会場と、実際競売が行われる会場と2つに分かれます。オークションは、家具、古本、洋服&小物、宝石、絵画、など、カテゴリー別に行われます。品定め会場でもカテゴリー別に展示されています。

     

    どれどれ、お目当ての品はあるかな、と、皆真剣に品物をチェック!各部屋には専門家も常駐していて、品の価値や情報を細かく得ることもできます。

    すべての商品にはタグがつけられており、タグには商品ナンバーが記載。お目当ての品を見つけたらその商品ナンバーをメモして、実際のオークション会場に臨みます!品定めの会場には、『この部屋の展示品は〇月〇日の〇時に〇番の会場でオークションされます』といった張り紙がされてありますので、欲しいものがあったら、オークション日もチェックしましょう。(通常は、展示日の数日後がオークション日のようです。)

     

    いざオークション会場へ。この日は古本と洋服と、2箇所でオークションが行われていました。中央上にいる男性が判事(?)さんで、オークションの指揮をとっています。白いワイシャツに黒いエプロンをしているがスタッフで、品物を運んでくる方です。群がるように群衆が見入っています。

     

    続いて、洋服&小物のオークション会場。オークションは、会場、インターネット、電話、3つ同時に行われます。1つの品物が販売されるまで、早いもので30秒、長くても1分ほどのスピード落札。支払いも一瞬で行われます。壇上で木槌を持った女性が指揮を取っており、「100€からスタート、後ろのマダム110、ネットで120、電話から130きています、2列目のムッシュ150、150、150、他いませんか?後悔はありませんか?そう、そこのマダム160、そりゃそうよねこんないい品逃せません、160、160いいですね?いいですね?「Adjugé」(アジュジェ: 落札) !!!! 」そこで木槌をポンッッッとたたいて、落札!そしてすぐさま次の品物がでてきます。悩んでいる暇はありません!!!このやり取りが瞬く間に1分程度で行われます。

    次の品物の競売に入っている間に、会計担当が前の落札者に詰め寄り、「名前は?現金?カード?小切手?」と一瞬で支払い。。もたもたしている時間はありません。。。

     

     

    この日一番の買い値品は、ヴィンテージのヴィトンの1000€。ミンクのコートを着た女性がポンッと購入されていました。スゴイ~~

     

    世の中にお金持ちはいるんですねー!こんな感じで次から次へとぽんぽん買い続けて、山のような商品を持ち帰っていました。即決判断力がすごいな~~と関心です。即決の秘訣は、予め展示室でじっくりゆっくり品定めをしているからだと想像します。もしくは、果てしないお金持ちか?

     

     

     

    品定め会場、及びオークション会場とも、どちらも無料で自由に見学できますので、生のオークションを味わって見たい方はぜひご見学を!お気に入りの品があったら、さっと手を上げて、オークションに参加してみてください!(支払いはスムーズにしないとかなりヒンシュクですので予めしっかりご準備を。。。)

     

     

    Hôtel Drouot

    9, rue Drouot 75009 Paris

    http://www.drouot.fr/

     

    (秋)

     


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