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    ポトフの王様


    2015-01-28

  • この冬、1日だけ一瞬雪が舞ったパリですが、比較的寒さの落ち着いた日々が続いてます。とはいえ、一日中街歩きをしたりしていると、どうしてもカラダが冷えるものです。そして旅行中は野菜不足になりがち。そんな悩みを解決してくれるレストランが、『Le Roi du Pot au Feu(ポトフの王様)』!プランタンデパートとマドレーヌ寺院の中間ほどに位置するので、観光途中に立ち寄るにも便利なアドレスです。

    店内はフランスの下町レストランの雰囲気。赤と白のチェックのクロスもちょっとゴワっとした素材で、なんとも和みます。テーブルの上にはポトフに欠かせないピクルスが常備されています。この日は12時半ちょっと過ぎに行ったのですが、ギリギリで最後の1テーブルに着けました。

    メニューはポトフ以外にも、ステーキやアッシュパルモンティエ(じゃがいもとお肉のオーブン焼)などもありますが、やっぱりおススメはポトフ!メインのポトフのみの注文もできますが、冷えたカラダを一瞬に暖めてくれるポトフのブイヨンを前菜としてオーダー。フランスでは珍しく塩気が殆どないので、とてもやさしい味で胃が一気に癒されます。

    そしてお待ちかねのメイン、ポトフが到着!立派な牛の髄とたっぷりお肉、ニンジン、じゃがいも、カブ、キャベツ、ポワロー葱と野菜もたっぷり!熱々の状態で運ばれてきます。

    同時に薄切りにして軽くトーストしたパンもクロスに大事に包まれて運ばれてきます。お店の人が、牛の髄液をナイフでパンの上にのせて、お塩を数粒のせて食べてね、と教えてくれたので早速トライ。

    ↑お分かりでしょうか?こんな感じでパクっ!口の中でトロ~リおいしいぃ。パンが大事に包まれてきたのは、暖かい状態を保つため。こんな気遣いもうれしいですね。お隣にいた常連さん風のおじさまたちは、この髄のみ3つ盛られた前菜を、赤ワインと一緒にほお張っていました。確かにワインにピッタリな味。

    クリームソースなどと違って、あっさりしているような気もするのですが、食べ終わる頃にはかなりのボリューム感。お肉の量を調整しながら、ピクルスとマスタードと一緒に食べるのがおいしくいただけるポイントです♪

    今回は前菜とメインを頂いて、24€でした。ちょっと贅沢ランチですが、満足度は高いレストランです!

     

    ☆Le Roi du Pot au Feu

    34 rue Vignon 75009 PARIS  01 47 42 37 10

    月~土 12h00 - 22h30 休憩なし  営業時間は変更されることがあります。

    (鮎)

     


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