ブルターニュ名物 そば粉のガレットとバターと砂糖のクレープ みゅうパリ ブログ記事ページ

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    ブルターニュ名物 そば粉のガレットとバターと砂糖のクレープ


    2014-12-29

  • ブルターニュは、ワインがありません。雨が多すぎ、ぶどう栽培に適した地域ではないからです。別のフルーツで何かお酒を作れないかと考え、リンゴで作ったお酒がブルターニュ名物のシードルですよね。

    ブルターニュの名物はシードルだけではありません。

    酪農が盛んな地域であるブルターニュは、バターも有名です。良質な塩も取れるので、ブルターニュの有塩バターが人気です。ブルトン達(パリの人々をパリジャン、というように、ブルターニュの人々をブルトンといいます)にとっては、バターといえば、有塩をさし、無塩バターはバターとして認めていない人も多いほど。

    さて、ブルターニュのもう1つの名物といえば、そば粉のクレープ。そば粉を使ったクレープは、ガレットといいます。ハム、卵、チーズを入れて焼いたものをコンプレといい、ガレットの定番のメニューです。

    そのほかには、マッシュルームとクリームをいれたガレットや、サーモンをいれたもの、ベーコン、ジャガイモを入れて物などさまざまです。

    基本的には、そば粉のガレットでデザートは作りません。デザートは、小麦粉の生地でつくり、これはフランス人もクレープと呼びます。

    フランスに来たら一度は食べたいのが、このガレットとクレープです。ブルターニュ名物ですから、ブルターニュに旅行に行った人はもちろん、パリでも多くのクレープリー(クレープ屋のこと)を見つけることができますから、ぜひ試して欲しいです。

    実際、パモンパルナス駅周辺、とくにモンパルナス通りは、クレープリー通りといわれるほど多くのクレープ店がひしめき合って、食事時になると人々で賑わいます。

    そのうちの1つがここ。Crêperie de Plougastel。8時以降になるとあっという間に席が埋まってしまう人気店の1つです。

    クレープリーでのおすすめの頼み方は、好きなガレットを1つ頼みます。

    どれもおいしそうで決められないという人は、まずはコンプレを頼んでみては。

    飲み物は、定番シードルを。辛口のBRUTと、甘口のDOUXがありますので、お好みで。シードルを入れるのは、グラスではなく、お茶碗のようなボールに入れます。炭酸水を飲みたいなと持ったら、もちろんPlancoët(プランクエット)。おいしい水がとれるブルターニュ地方の都市です。水はグラスに入れてください。

    ここのガレットは、そば粉をかりっと焼き上げたさくさくガレットでした。とてもおいしいです。

    ガレットを食べたら、二枚目はデザートのクレープをたのみます。みんなそうするので、店員さんがまたメニューを持ってきてくれます。

    ここでのお勧めは、バター・シュガー。有塩バターをたっぷり載せたクレープに砂糖をふりかけただけ。けど、これが本当においしいんです。

    食いしん坊の人はアイスや生クリームをトッピングしてもいいですね。

     

    Crêperie de Plougastel

    47 Rue du Montparnasse

    75014

    01 42 79 90 63

    12時から 0時まで毎日営業

     


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