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レンヌといえば、モンサンミッシェルにTGVとバスを乗り継いでいった方にはぴんと来る名前かもしれません。パリからモンサンミッシェルに行くには、この都市レンヌでバスに乗り換えなければいけませんから。
残念なのは、レンヌが「乗り換えの町」としてしか知られていないことです。実はこの町、非常にかわいらしくて、旧市街には15世紀の木組みの家が残っていたり、散策してもとても楽しいところなのです。クリスマス時期の夜ならば、イルミネーションで美しく輝く街になります。
写真は、街の中心地、市庁舎広場にあるオペラ座。
そんなレンヌで20年以上も和食屋さんを営んでいる、老舗「藤」を紹介します。
店主は日本人で、レンヌで本物のおいしい和食を食べさせてくれる数少ない店の1つ。レンヌの美食家と和食ファンで、この店を知らない人はいません。
店はいつも満席。開店と同時にあっという間に席が埋まります。
私が頼んだのは、MENU DECOUVERTE(ディスカバリー・メニュー)。「和食で食べたいものはなに?」ときかれて思いつくものがことごとく1つの箱に入っている、すばらしいメニューです。前菜2つと、握り寿司が付いて、28ユーロ。
メインが来る前に出てくる、握り寿司。
握り寿司の代わりに、たこ焼き、刺身のサラダなど、いろんなヴァリエーションの中から選ぶことができます。
一緒に行った友人が選んだメインは、ちらし寿司。おいしそうですね!
デザートも忘れてはいけません。
お勧めは、これ。アンミツ。ちょっとすっぱいフルーツとアイス、あんこのコンビネーションが最高です。
レンヌは、乗り換えるだけじゃもったいない。レストラン「藤」があるのも、その理由のひとつですね。
レストラン「藤」
住所4 Rue Derval, 35000 Rennes
電話02 99 38 12 00
土曜午前、日曜休み
昼12:00 – 2:00、夜7:00 – 10:00
昼なら、ピーク時を避けて、夜なら予約することをお勧めします。
(渦)
地元のレンヌっ子絶賛!行列のできるレンヌの和食屋さん、「藤」
2014-12-08
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