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フランスにいると無償に食べたくなる時期が年に数回やってくるのがムール貝。
時期を問わずに年中食べることができますが、フランスのムールは特に夏(5月から9月ごろ)が食べごろと言われています。
ビストロの看板に「moules frites」(ムールフリット)と書いてあるのを見かけると、食べたい気持ちを抑えることができません~!
さて、フランスやお隣のベルギーでは、白ワインなどで蒸したムールがボールにあふれんばかり盛られ、付け合せにはポテト、というのが定番です。まさに、ムールだけでお腹いっぱいにできるなんて最高ですよね。
moules fritesとして食べるなら、フランス国内では北西部で取れるものが有名ですが、中でもモンサンミッシェル産が美味しく、おすすめです。
スペインや、パエリヤに入っている大ぶりなムールに比べると半分ほどの大きさなのですが、小ぶりでも蒸して食べると濃厚でたまりません。
さて、フランス人はムールを食べるとき、ムールの殻をフォーク代わりに使うとのことですが、先日さらに上級の食べ方を教わりましたのでご紹介します!
ムールを食べ終わった後、ボールの底に残ったスープをどうやって食べようと悩んでしまいませんか。
実はムールの殻をスプーンにすることができるのです。
やり方は、ムール貝の殻をまずふたつに離し、そのうちのひとつの根元部分(もう1枚の殻とくっついていた方)をフォークにさすだけ。
コツはフォークの両サイドが後ろ側に、真ん中2本が手前側になるようにするだけです。
ムール貝の殻がちょうど良いサイズでいただくことができました。この日はムールも食べて、スープも楽しみ、お腹いっぱいになり大満足でした~!
パンに染み込ませてしまうとシャバシャバになっちゃうし、付け合せのポテトだとスープを存分に味わうには物足りないし…という方、ぜひぜひお試しくださいね。
(SI)
これができればあなたもフランス人!?ムール貝の食べ方 ~上級編~
2014-08-14
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