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映画『ポン・ヌフの恋人』の舞台にもなったパリにある最古の橋、ポン・ヌフ。最古だけど、この名前はフランス語で『新しい橋』という意味です。
日本語だと『新橋』にあたるのでしょうか。
この橋がかかっているシテ島の西端にあるのが、ヴェール・ギャラン公園です。
広場にはフランス国王アンリ4世の像が飾られています。愛人の多くいたアンリ4世のあだ名(ヴェール・ギャラン:「好色なお爺さん」の意味)がそのまま公園の名前になりました。それにしても、400年経っても女好きだったと語り告がれてるなんて、ある意味すごいですね。
銅像の背後にあるのが、この小さな階段です。公園へのアクセスは、ここからになります。
そしてもはやおなじみとなった、橋周辺の鉄格子にかけられた南京錠達。もとはイタリアの小説で、カップルが愛を誓い合うためにそれぞれのイニシャルを書いた南京錠を橋の鉄格子にかけ、その鍵を川に投げるというもの。
ポン・ヌフの鉄格子にもやはり、ありました!!
でも最近はあまりに多くの人がこれをするようになった為、南京錠の重さで橋が落ちる危険があるそう(特にポンデザール)。なので、定期的に撤去されているようです。。。
それにしても、鍵を川に投げるのは良くないですよね。環境汚染です。ポイ捨て禁止!
一番先端には柳の木が垂れていて、気持ちの良い木漏れ日が人々を癒します。
特にここで眺める夕日は格別!!ベンチもあるので、思わず時間を忘れて過ごしてしまいそうです。
橋からの風景。何人もの画家が、この景色を絵に残してきました。
春~夏にかけての暖かい時期には、この川沿いに沢山の人が集まり、それぞれ読書や日光浴を楽しみます。
一人でふらりと読書をしに行くのも良し、友人と遊びに行くのも良し、恋人とロマンチックなひと時を過ごすのも良し。
是非、パリの穴場スポットに行ってみてください♪
最寄メトロ:ポン・ヌフ(Pont Neuf)
(NY)
パリ市内に浮かぶ小さな島公園
2014-07-26
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