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    モーリス・ラヴェルが晩年を過ごした、モンフォール・ラモリー


    2020-06-24

  • パリから45km西にある、モンフォール・ラモリー Montfort-l'Amaury。街の名前、長いし覚えにくいんですが、モンフォール・アモリー一世 (Amaury I de Montfort)という11世紀の領主からきているそうです。城砦が街を囲い、中世の雰囲気が残ります。

     

     

    フランスの作曲家 モーリス・ラヴェル Maurice Ravel は、1921年から晩年1937年までこのモンフォール・ラモリー地で過ごし、多くの名曲を残しています。あの有名なボレロを作曲したのもこのモンフォール・ラモリーだそうです!街を歩きながら、ボレロが頭の中に鳴りますね~

     

    立ち寄った観光局によると、この街にくる日本人観光客のほとんどがモーリス・ラヴェル博物館目当てなんだそうです。「あなたも音楽家なの?」なんていわれてしました。

     

    ラヴェルが晩年を過ごした家が、現在はモーリス・ラヴェル博物館 (Maison-Musée Maurice Ravel)として一般公開されています。

     

     

    街の中心広場に建つのが、サン・ピエール教会。アモリー一世の命で1050年頃に建築されました。その後一度倒壊しましたが、アンヌ・ド・ブルターニュ(ブルターニュ アンヌ女王)という女性君主が15世紀に再建。ステンドグラスは19世紀のもの。教会はフランスの歴史的建造物に指定されています。広場にはカフェやレストラン、ショップなどが並び、とても活気があります!

     

     

     

    街を一望できる丘に登る途中、アンヌ・ド・ブルターニュ(ブルターニュ アンヌ女王)の銅像がありました。

     

     

    丘の上には古城跡が残ります。かつてブルターニュ家として使われていた古城の一部だそうです。丘の上からはモンフォール・ラモリーの街が一望できますよ!

     

     観光局の方にすすめられたのがこの墓地です。

    あ、でもモーリス・ラヴェルのお墓はここにはありません。ラヴェルのお墓はパリ郊外にあるルヴァロワ・ペレ墓地 Cimetière Levallois-Perret にありそうですよ。

     

    パリから日帰りで楽しめる街です。

     

     

    (城)


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