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パリから45km西にある、モンフォール・ラモリー Montfort-l'Amaury。街の名前、長いし覚えにくいんですが、モンフォール・アモリー一世 (Amaury I de Montfort)という11世紀の領主からきているそうです。城砦が街を囲い、中世の雰囲気が残ります。
フランスの作曲家 モーリス・ラヴェル Maurice Ravel は、1921年から晩年1937年までこのモンフォール・ラモリー地で過ごし、多くの名曲を残しています。あの有名なボレロを作曲したのもこのモンフォール・ラモリーだそうです!街を歩きながら、ボレロが頭の中に鳴りますね~
立ち寄った観光局によると、この街にくる日本人観光客のほとんどがモーリス・ラヴェル博物館目当てなんだそうです。「あなたも音楽家なの?」なんていわれてしました。
ラヴェルが晩年を過ごした家が、現在はモーリス・ラヴェル博物館 (Maison-Musée Maurice Ravel)として一般公開されています。
街の中心広場に建つのが、サン・ピエール教会。アモリー一世の命で1050年頃に建築されました。その後一度倒壊しましたが、アンヌ・ド・ブルターニュ(ブルターニュ アンヌ女王)という女性君主が15世紀に再建。ステンドグラスは19世紀のもの。教会はフランスの歴史的建造物に指定されています。広場にはカフェやレストラン、ショップなどが並び、とても活気があります!
街を一望できる丘に登る途中、アンヌ・ド・ブルターニュ(ブルターニュ アンヌ女王)の銅像がありました。
丘の上には古城跡が残ります。かつてブルターニュ家として使われていた古城の一部だそうです。丘の上からはモンフォール・ラモリーの街が一望できますよ!
観光局の方にすすめられたのがこの墓地です。
あ、でもモーリス・ラヴェルのお墓はここにはありません。ラヴェルのお墓はパリ郊外にあるルヴァロワ・ペレ墓地 Cimetière Levallois-Perret にありそうですよ。
パリから日帰りで楽しめる街です。
(城)
モーリス・ラヴェルが晩年を過ごした、モンフォール・ラモリー
2020-06-24
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