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「ロンドン〜カーディフは電車で約2時間」
と昨日のブログで紹介しましたが、今日はその電車についてです。
Cardiff Central (カーディフ中央駅)
ロンドンから西へと走っている列車を運行している鉄道会社が、「Great Western Railway 」なので、駅舎にその名前が彫られています。
ちなみに、ウェールズでは、英語と「ウェールズ語」も使われるので、標識など2ヶ国語で記されています。
「Gaerdydd Canolog」でウェールズ中央駅なんですね。どう発音するのか全くわからないんですが。w
「Welcome to Cardiff」(ようこそ、カーディフへ)と歓迎されながら、駅の中に入ります。ここでもウェールズ語の表記があります。
※ロンドンに帰るので、ようこそと言われてなんだか変な感じですが。
さて、駅に着いたら、チケットを持っていなければ発券/購入して下さいね。
今回は、チケットを持ってるので、電光掲示板を確認します。
「11:20発」の「London Paddington」に行く電車に乗りたいんです・・・さて、どれでしょう?
正解は、右から2番目の「11:20 Plat 1」と記されているモニターですね。
「Plat」は、「Platform」を略したもので、何番線ホームかを表してます。イギリスの列車のホームは固定式ではないので、その日の使用状況で変わります。ですので、電光掲示板をまず確認しましょう。
その下の「London Paddington」は終点の駅。要するに「◯◯行き」の列車ということ。今回は、London Paddingtonに行くので、見つけるのが簡単でしたが、途中の駅に行く場合は、その下に表示されてる停車駅を確認します。
例えば、「Reading (レディング)」に行きたい場合、電光掲示板の停車駅の表示の中から「Reading」を見つけだすことになります。(結構大変なので、事前にネットなどで「何時発か」だけでも調べておくのがオススメ。)
電光掲示板も、時間差でウェールズ語表記になります。「あれ、London Paddingtonが消えた!」と一瞬焦りますが、大丈夫です。
何番線か分かったら、ホームに行きましょう。
ここでも、電光掲示板で再確認。
「2nd London Paddington 11:20」
と表示されているので大丈夫そうです。
* 最初の「2nd」は、このホームに来る「2番目の電車」という意味
「Calling at 」は、「停車駅」のこと。
写真の場合、次のPortsmouth Harbour行きの列車の停車駅が記されています。その他、運行鉄道会社、何両編成で何号車がファーストクラスかなども表示されますので、確認に確認を重ねて下さいね。
カーディフ駅のトイレは、ホームにあります。
イギリスの列車のトイレですが、付いていても故障していて使えなかったり、混み過ぎて身動きが取れないのでトイレに行けないこともあるので、行ける時に行っておきましょう。
※ファーストクラスご利用の方: ラウンジは1番線ホームの進行方向前方の方にあります。
列車に乗ったら、座席にこのようなカードや窓の上に小さな電光掲示板があることがあります。これは、座席指定の予約をされている席の詳細が記されています。
窓の上にある電光掲示板の横の緑と赤のランプの意味はこんな感じ。
緑: 座席指定の予約がされていない。空いていれば座って良い自由席。
赤: 座席指定の予約がされている。
27番の席の場合、「Current (現在)」走行中の区間は、「Bridgend - Newport は予約がされている」。そして、その下の段の「Next (次)」の区間「Newport - London Pad(dington)」も予約されている。ということになります。
Great Westernの新型車両は賢いので、Newportに着いたら、きちんと情報が更新されました。
ちなみに、座席の絵に四角がついてる方が窓側席なので、27番が通路側、28番が窓側の席となります。
(写真が悪くて申し訳ないです・・・)
22番の席は、こんな感じ
Current: Swansea to Reading
Next: Available from Reading
Swansea からReading までは予約されているが、Readingからは「Available (空いている)」となります。
よって、予約されてた席が気に入らなかった場合など、空いている区間は自由に座れますので、座席移動しても大丈夫です。
座席に差し込まれているカードは、こんな感じ。
「Class」: 何等車か。ファーストクラスは「1」。スタンダードクラスは何も表示されていませんでした。(「2」と書かれていることもあるかもしれません。)
「Coach」: 何号車か。この場合、「K号車」。
「Seat」: 座席番号。
「to direction of travel」: 進行方向に向かっての座席の向き。「Face」が進行方向向き、「Back」が進行方向と反対向き。
「Between」: 座席予約されている区間。記載されている区間以外は自由席扱い。
車両の端の方に荷物置きがありますが、今回の電車には、車両の真ん中にこんな標識もありました。
なにかというと、背中合わせになっている座席の合間は、荷物置きとして使っていいんです。
ちなみに、そういった背中合わせの座席の合間にゴミ箱もよく設置されてます。
日本の電車は、座席が回転して向きを変えられますが、イギリスの列車はガッツリ固定されてますので、隙間は隙間にしかならないんです。なので、隙間は荷物置きとして有効利用します。
(ワタクシの英国人の友人らが、日本の新幹線で偶然見つけた背中合わせの座席の隙間に荷物を入れたら、その席に座っていたサラリーマンのオジ様にものすごく怒られてました。ところ変われば常識が違いますからね。教えてあげてなくてごめんね〜。)
と、イギリスの列車の乗り方が分かれば怖くない!ということで、
ロンドン発 世界遺産ストーンヘンジとバース、もうちょい先までカーディフへ1日観光
に参加して是非カーディフに行ってみてくださいね〜。
【ウェールズ】カーディフに行こう! - 駅・電車
2019-02-26
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