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日本でも最近ペットは家族の一員として愛されるのが普通になってきました。昔の漫画などで、家の前で犬小屋に住まされ、散歩にも連れて行かれず、家の中にも入れてもらえず「番犬」が当たり前だったのがもう想像できないですね。私の個人的な意見ですが、イギリスとイタリアでは家族の一員と言うより、人間よりよくされているように思います。そこで「お犬様」と、呼ばせて頂いております。
家族の一員
世の中どこでも同じですが、お母さんと子どもとは絆が深いもの。そこでお父さんはいつも除け者の場合が多いようです。そこで何も言わない、言えないお犬様は皆のアイドル!なので、お父さんより良い扱いをされます。お父さんは家に帰っても夕食がないのに、お犬様にはおいしい缶詰の食事。お父さんにはデザートなんかないのにお犬様には何かおやつがある。なにかと理由をつけて、新しおもちゃを買ってもらえる、首輪が常に変わるなど。そんな状況のお父さんも、家族のアイドルに癒されるのでもちろん大好き。
犬権
イギリスでは言葉が言えない動物は、人間より権利の保護が大きいように思えます。意見が言えないので、飼われる方には選択肢が無いと言うこと。確かに人間の養子だと、お互いに「どうしても気が合わない」となると、他の候補を探すことになりますよね。ある友人に最近聞きました。会社員なので8時には家をで、早くても7時に家に付く。11時間は少なくとも家を空けるので、日中3,4時間犬世話人をもちろん有償で雇い外にでたり遊んだりするようにする。そこまでするつもりだったのに、犬のレスキューセンターに行ったがそれでは空き時間が長すぎるので、犬を渡すことが出来ないとのこと。その辺の子供の方が適当に扱われていますよね。
旅行
余りにも家族の一員なので、旅行先も犬と一緒に行けるところばかりにする家族もたくさんいます。天気が良くないイギリスでも、車で「家族全員」で行けるところ。結局もちろん国内旅行になります。イギリスではもちろん犬可能のホテル、B&Bはたくさんあります。ちなみにレストランは基本犬はだめですが、都市部以外のパブですと基本犬は大丈夫です。もし田舎で犬禁止とするとお客さんは激減するはずです。
犬確率
イギリスの女王様も数匹飼ってます。貴族の古い絵を見てもよく犬が描かれてます。人間でも絵になかなか描いてもらえなかった時代、そのほど裕福な飼い主だったのはもちろんですが、それほど家族の一員を思われていた証拠です。狩りに一緒に行く一員だった皇族、貴族には必須の犬でした。芸能人や有名スポーツ選手など犬を飼っているのは一つのステータスのように見えます。
ロンドン市内の公園には犬と散歩中の人を良く見かけます。日本にはあまりいないような犬もたくさんいますので、犬ウオッチングをお楽しみください。
(Mulberry)
お犬様
2015-06-15
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