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ポルトガルには、内陸の一部の地域に昔の城跡や町並みがそのまま残る「中世の村」として知られる村がいくつか点在しています。今回はそのうちの1つ、アルメイダに行ってきました。中世の村らしく?村の入り口では馬がお出迎え。いかにもポルトガルの村らしい石造りの可愛らしい建物がたくさん。少し村を歩いていると、墓地に出ました。あちこち草が生え放題で、もう墓地としては機能していないよう。不謹慎かもしれませんが、静かで緑に溢れたとても素敵な墓地でした。村の中はどこもとても静か。こんな素敵な場所の横を通って、村を守る城跡をくぐりましょう。ん?えーこんなところにちゃんと警護隊がいる??と思ったら、人形でした。でも、遠目には本当に本物に見えましたよ!意外と良くできている。。この、門まで続く出口がまた立派!こんなに大きな規模のものは見た記憶がありません。いつも思うんですけど、石でこんなアーチを造るなんて。。造れるなんて。。先人の技術は素晴らしい。ここを抜けると、もう村の外です。外から門を見たところ。この橋の長さでわかりますでしょうか?お濠も深くて長い。ここはスペインの国境からすぐの場所ですので、きっとその昔はスペインからの侵略や攻撃も良く受けてきたのではないでしょうか。この巨大な城跡や野原を見ていると、彼らの戦いの情景がまるで目に浮かぶようです。これぞ中世の村と呼ばれる所以ですね。スペインよりの内陸とあって、リスボンやポルトから公共交通機関で行くのは難しいですが、専用車を手配しての、1週間の中世の村巡りなんていかがでしょう?同じような村なんて飽きるんじゃない?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません!テーマは共通していても、それぞれ違った魅力があり、どこも本当に素敵で、皆様にもいつかは是非行っていただきたいところばかり。これからそんな素敵な村々を、順番にご紹介していきますね!
ALMEIDA(アルメイダ) 中世の村シリーズ①
2019-05-02
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