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2020年、世界中がコロナという同じ問題に苦しんだ歴史上稀に見る
1年でしたが、それでもやはり時間は経っていき、今年もまた
クリスマスが近づいています。
町中にイルミネーションが灯り、クリスマスプレゼントの買い物客
で通りがあふれるこの時期は、クリスチャンでなくとも自然に心が
うきうきと踊らされるものですね。
ロックダウン後も続く外出制限などで失業率も上がり、暗いニュースが
続く日々。今年は自粛モードになるのかしら、と思っていましたが
やはり同じように、いえ例年以上に、町には美しいクリスマスムードが
溢れているようです。
今日ご紹介するのは、そんなクリスマスの風物詩プレゼピオの、
リスボン一の呼び名の高いショッピングセンターAMOREIRAS
(アモレイラス)の飾りです。
プレゼピオとは、キリスト誕生をキリスト、聖母マリア、聖ヨセフ
の3人を中心に人形などを使って再現したもので、毎年11月初旬から
年始にかけて教会はもちろん、歩道や病院、ショッピングセンターなど
人通りの多いところに飾られます。
プレゼピオはこの時期毎年恒例の飾りなので、凝ったものや規模が
大きなところは人気があり、リスボンではこのアモレイラスの
ものがとても有名なんです。
アモレイラスでは、2階分続くメインの大階段の上から下まで、約10ⅿの長さのプレゼピオが毎年飾られます。これは上から下を見たところ。テーマや飾りつけはその年によって変わりますが、アモレイラスでは同じデザイナーがもう何年にも渡り、その年のテーマやデザインを決めています。今年のテーマはリアルなキリスト誕生の物語だそうで、典型的なアラブの家とパレスチナの乾燥した風景で、当時のベツレヘムの町をそのまま再現したそうです。階段の下の部分から物語が始まり、一番上のキリストの誕生で完結 しています。人形だけでなく、家の隅々、小物から岩や木の感じ、とにかく精巧に素晴らしく細かく美しくできています。また人形のいくつかは機械仕掛けで動くようにできていて、まるで本当にそこに町があり、小さな人々が生活しているかのような錯覚に陥りそう。。衣装から野菜、家畜たち、枝の一本に至るまで見て下さい!細かくとてもリアルに良くできていると思いませんか?猫ちゃん♡アリスのように体が縮められたら、この町を本当に歩いてみたい。そして、イエス様誕生の瞬間に是非立ち会ってみたいものです。。******いかがですか、アモレイラスのプレゼピオ?コロナのニュースは未だ日々のトップニュースで、一体いつ本当に収束することか想像もできませんが、月日は過ぎ、人々の生活も続いていきます。このプレゼピオ、今年は見ることができない方が残念ながら大半だと思いますが。。でも来年はきっと!是非見に来て下さいね!*アモレイラスショッピングセンターの中にあるのでいつでも無料で見ることができます。YK
【リスボン】クリスマス名物 プレゼピオのご紹介
2020-12-16
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