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ブダペストのブダ側には丘陵地帯が広がります。ここには子供鉄道という森林列車が走っています。
ブダペスト市内で一番高いヤーノシュ山の地域を走る森林鉄道は、機関車の運転以外をほぼ全て、10-14歳の子供が行う子供鉄道です。
この様に切符の検札をする車掌さんも、駅で安全管理をする駅員さんも子供たちが担当します(学校なので監督役の大人ももちろん居ます)。
下の画像は起点駅での機関車の入れ替え作業中ですが、機関車の横でポイントの切り替えと安全確認をしているのも12-13歳くらいの子供です。
社会主義時代に結成されたハンガリー国鉄に所属するこの団体は、ハンガリー独自の学校の一つです。ハンガリーでは一般的な学校のほかに専門学校的な初等教育機関があり、通常の小学校とそうした専門学校に並行して通ったりする児童・生徒がたくさんいます。
この子供鉄道はほぼ一年中運営されています(10月から4月にかけての冬期シーズンは月曜定休/祝日は月曜も運営)。
つい先日、3月9日の日曜日は天気が良く、気の早い春の気分でヤーノシュ山方面へ出掛け、久しぶりに子供鉄道に乗車しました。
春の日差しに誘われて、路線のハイキングコースにもたくさんの人が見受けられました。
下は下車してから撮影したHUVOSVOLGY駅からの出発シーンです。
子供鉄道へは登山列車(ブダペスト交通60番)でセーチェニ山駅、またはトラム61番でHUVOSVOLGY駅へのアクセスが便利です。
この夏は季節限定「日本語ガイドと行く子供鉄道体験ツアー」を予定しています!乞うご期待!
ブダペストの子供鉄道
2014-03-11
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