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ウィーンの観光地を歩いていると必ず目にするものの一つに、馬車があります。馬のカッポカッポという蹄の音も鳴り響き、旧市街の雰囲気にもとてもマッチしています!
これらの馬車は、ドイツ語で「Fiaker(フィアカー)」と呼ばれます。日本でいうと、浅草や鎌倉でみられる人力車のようなものでしょうか。観光客を乗せて、町並みをめぐります。気分はまさに中世貴族☻
いつも馬がかわいいなぁ~、馭者さんがかっこいいなぁ~と、憧れの眼差しのもと、遠目から見ているだけだったのですが、この度、あるツアーに参加してみました!
その名もこちら!
「Secrets of the fiaker - discover where Vienna´s carriage horses live」
(フィアカーの秘密 -ウィーン馬車の里を見つけだそう ※筆者訳)なんとこちら、厩舎の見学からスタートして、ウィーン旧市街まで馬車に乗ることができるのです!その様子をご紹介させていただきますね。
集合場所は、厩舎になります。
アクセス難しいかな?なんて心配は御無用です☻ウィーンの中心「Stephansplatz」駅から乗り換え無しで地下鉄1本で行けてしまいます。
オレンジ色の地下鉄3番線からSimmering方面の電車に乗って、約15分。「Enkplatz」で下車。そこから歩いて約10分程度です。こんな中心地の近場に厩舎があったのか!と驚くほどです。お客さん全員が集まったらガイドツアーがスタートです。
言語は、英語かドイツ語か選ぶことができます。
馬車の馬がどんな訓練を受けてきたのか、馬は週に何時間働くことができるのか、馬車で走るときの注意点など、マニアックな話をどんどん聞けてしまいます!ガイドさんの話し方がとってもフランクで面白く、聞き入ってしまいます。馬の手前にある扉に文字と、Rが書かれているのがご覧いただけますか?
これは馬の名前と、2頭で馬車を引っ張るときに、右と左どちらのポジションになるかを、意味しています。 こちらの馬、Trudiさんは、右側を走ります。馬車や馬の概要を聞いたら、厩舎の中まで見学できてしまいます☻
厩舎の中です。ここでも厩舎はどのように設計されているのか、どんな装具をつけるのか、教えてもらえます。
楽しいガイドツア-で知識欲を満たしたら、お待ちかねの馬車へ!
終点は、ウィーンの中心シュテファン寺院か、王宮のミヒャエル広場か、どちらかを選べます。
ガイドのお話では時速約30キロとのこと。ゆらゆらと心地いいリズムで、馬車に揺られながら旧市街まで行きます。馬車に乗ると、視座が上がり、いつもと違う景色を楽しんだり、写真に収めることができます。旧市街を囲むリング通りから、王宮の入り口になるブルグ門に来ました!馭者さんの背中が頼もしいですね~!そして馬車と旧市街はぴったりです☻
気づいたらいつの間にか、終点ミヒャエル広場に着いてしまいました!
下車後は、馬に触らせてもらえたり、馭者さんや馬と一緒に写真を撮ることができます(このブログの1枚目の写真を撮りました)。馬車体験なんて日本では珍しいことかと思います。思い出の1枚を是非!
___________________________本日ご紹介したツアー会社
Riding Dinner社の「Secret of Fiaker」
https://wien.ridingdinner.com/en/料金>25ユーロ
所要時間>約90分
開催時期>毎週土日の9時15分~
(時期により開催時期および時間が異なります、詳しくはHPをご参照ください)
予約必須です。HPよりご予約ください。Secrets of the Fiakerだけでなく、他にも食事付き馬車ツアーや、ザッハートルテ付き馬車ツアーなど、他とはまた一味異なる馬車ツアーも提供しています☻
ウィーン旅行をより特別なものにするために、ぜひ活用してみてくださいね!みゅうウィーン A
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2020-09-08
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