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19世紀終わりに、ウィーンの芸術家グループ『分離派』の展示場所として築かれた、分離派会館(セセッション)。
いつもは、建物の上の金色に輝く丸いドーム状の屋根がシンボルでしたが、今、工事中の為、ご覧頂くことができません。
この工事は、2018年の6月に完了する予定だそうです。セセッションのスタッフによりますと、黄金のドームの修復などで、30年に1度、修復工事が必要なのだそうです。
そして、ここには、グスタフ・クリムトが、ベートーヴェンの交響曲第9番をテーマにして作成した『ベートーヴェンフリース』が展示されていたのですが、2018年2月26日から3月9日まで、見ることが出来ません。
中には、モダン建築の展示ルームが2つあります。
もう1つの展示ルームへは、3人ずつしか入ることができません。
入り口のところまでは無料で入ることができます。ガラス越しに、モダン芸術の展示ルームが見ることができ、お土産屋さんもあります。
クリムトの作品をご覧になられたい方は、ベートーヴェンフリースが見れない期間は、ウィーン博物館(毎月第一日曜日は入場料無料)、ベルヴェデーレ宮殿(上宮)、レオポルト美術館などを代わりにご観光されることをお勧め致します。
みゅうウィーン(Y)
ウィーン 分離派会館(セセッション)工事中
2018-02-28
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