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2017年6月9日は、『教会の長い夜』 というイベントの日でした。私は、この日、2つの教会を廻りました。
その1つが、聖ドミニカ教会です。旧市街の中でも、比較的、観光客の方があまりいないので、静かなエリアです。
中も外もバロックの建築様式を十分お楽しみ頂けます。特に教会の中は、華やかで、私は個人的に大好きです。
この日は、まず、教会で約1時間、教会の歴史や美術について、公演がありました。もう、人でいっぱいで私は、立って話を聞きました。
教会とつながっている修道院の回廊も観ることができました。さすが、起源が13世紀に遡るだけあって、中世の建築様式の残りも観ることができました。
ここが、修道院の中庭です。ウィーンの中心地とは思えない空間です。
そして、一番楽しみにしていた地下納骨所。普段は行けないので、このイベントならではです。教会外側の入り口には、人が殺到していました。
やっと私の順番。電気はなく、灯されたロウソクが雰囲気を演出します。
そして、皇帝レオポルト1世の2番目の奥様クラウディア・フェリツィタスと、そのお母様の棺を見ました。
クラウディアはとても信仰深いドミニカ会の信者だったようで、皇室1家が埋葬される皇室納骨所ではなく、ドミニカ教会を望んだそうです。
今年チャンスがなかった方も、次は是非、『教会の長い夜』のイベントをお楽しみください。
みゅうウィーン
教会の長い夜 ~聖ドミニカ教会~
2017-06-28
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