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昨年秋から始まった、新しいクラシックコンサート『バロックオーケストラコンサート』。かなりお勧めです!
コンサートのみと、ディナー&コンサートの両方があります。ディナーは18時から、コンサートは20時15分からです。ディナー会場の、カフェ・ラントマンです。私達はガラス張りの部屋の席へ案内されました。夏はクーラーが効いていて快適です。外の雑踏が全く聞こえない静かな空間でした。前菜の細切りクレープ入りコンソメスープ。正直な感想・・・少し、塩辛いって感じました。(私は元々薄味が好きなので)
メインは、ウィーナーシュニッツェル(子牛)または、ターフェルシュピッツ(牛肉の煮込み)からご選択頂けます。まずは、シュニッツェル!本当のウィーナーシュニッツェルは、子牛の肉を使います。
私は、ターフェルシュピッツを選びました。ターフェルシュピッツはお肉料理でも、煮てあるので、比較的あっさりしているのが特徴です。
お皿に盛って頂けました。お肉が柔らかくて、とろけそう。本当に美味しかったです!!やっぱりおいしいターフェルシュピッツは最高です。
デザートは、カフェ・ラントマン、自慢のクグロフです。ボリュームたっぷり、それでいて、上品な味わいでした。カフェ・ラントマンには、たくさんのケーキがありますが、中でも、クグロフは自慢の一品だそうです。
ディナー終了後、自分たちで、コンサート会場へ向かいます。カフェ・ラントマンから、ショッテン教会、フライウンクを通って、徒歩5分。ウィーン旧市街地区にある、由緒あるシェンボルン宮殿。バロック様式のシェンボルン宮殿は、カール教会の建築家としても有名な、オーストリアのバロック建築家の巨匠、フィッシャー・フォン・エアラッハの設計です。コンサート開始前、すでにたくさんの人が並んでいました。2階の手前、電気が付いている所が、コンサートが行われる部屋です。
バロック宮殿だけあって、豪華な雰囲気。昔のヨーロッパの宮殿のイメージそのものです。大きなコンサートホールがなかった時代、ハプスブルク家の方達は、こんな感じで、宮殿の1室で、クラシックコンサートを楽しんでいたのですね。
本当は、演奏中は、写真を撮ることは駄目なのですが、今回は、商品紹介という名目上、コンサート主催者より、特別に許可を頂きました。
通常、6人の奏者でコンサートが上演されるそうです。『6人でこの迫力を生み出すには、個々の高い実力の元に成り立つ』とコンサート主催者は、自信たっぷりに話されていました。演奏者の中には、ずっと、ウィーンフィルで演奏されていた方もいらっしゃるそうです。演奏は、本当に素晴らしかったです。
テーマは、『ヨーロッパ音楽旅行』。オーストリアのヨハン・シュトラウスや、モーツァルトだけでなく、ビバルディ、チャイコフスキー、ブラームス・・・・などなど、ヨーロッパの様々な国の音楽家の作品から構成されたユニークなプログラム。頭の中にヨーロッパ大陸が浮かんできました。演奏の前には、言葉がわからなくても、聞き取れるように、簡潔に、曲目を紹介されていました。演目が書いたプログラムも配られています。そして、オペラ歌手も、登場します!
コンサート終了後、なんと、音楽家の方達が、部屋の外で、お客様のお見送りをされていました。希望の方には、音楽家の方達と一緒に、記念撮影もしてもらえるそうです。オーストリアで、たくさんのクラシックコンサートに行きましたが、こんなに一人ひとりのお客様を大切にしてくれる音楽家達のコンサートは初めてで、感動しました。
昨年秋から始まった、生まれたてホヤホヤのコンサートなのに、連日、満席だそうです。でも、納得できます。音楽の質、工夫を凝らしたプログラム、サービス精神あふれる演奏家の方達・・・『来てよかった!』と心から言えるコンサートでした。 ウィーンでクラシックコンサートを検討されていらっしゃる方、ちょっと贅沢なディナーで記念の夜を考えていらっしゃる方、皆様に、自信を持って、お勧めできます!詳細・ご予約は、こちら から。皆様のご予約をお待ちしております。
ウィーン発 ウィーン・バロックオーケストラ コンサートチケット (ディナー付プランもあります)
最寄駅
カフェ・ラントマン U2 Schottentorシェンボルン宮殿 U2 Schottentor / U3 Herrengasseみゅうウィーン
おすすめ!バロックオーケストラ・コンサート(ディナー付もあります)
2016-09-16
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