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ブダペストからこんにちは。
ハンガリーの食べる国宝 マンガリッツァ 豚といえば、スペインのイベリコ豚とともに、脂肪を多く蓄える地中海沿岸タイプの血筋の末裔です。
この2月12-14日の3日間、恒例のマンガリッツァ祭がブダペストのSabadsag広場で開催されました。ブダペストでの祭りは今年で第9回です。
現在は全国各地を巡回する祭りとなっていて、総計で言うとこのブダペストの祭りが25回目です。
もちろんブダペスト担当者は今回も出掛けて行きました。
屋台で食べたり、生産者販売を購入したりもしますが、むしろ生きてるマンガリッツァを見るのが楽しみで、生憎の雨で足元はぬかるんでいましたが、堪能してきました。
地元ハンガリー人も食べるだけではなく、生マンガリッツァを観て楽しんでいる様子。
面白かったのはハンガリー在住者か旅行者かはわかりませんが、フランス人の反応。
あの独特のフランス語発音の会話の間にマンガリッツァという単語が入るのですが、表情からマンガリッツァが大好きなのか、楽しそうでした。
ほかにも変わった人たちがいて、中南米からの旅行者の様でしたが、ルイーザとかテレーザとか私でもわかる女性名でマンガリッツァに呼び掛けてる人が数人・・・楽しいひと時でした。マンガリッツァ豚は日本にも輸出されていて、焼き肉屋さんのメニューに載っているほどです。
ハンガリーで気軽にマンガリッツァを食べてみようという方は、是非クラウザール広場のマーケットホール内に最近オープンした、マンガリッツァ天国(Mangalica Mennyorszag)へ行ってみましょう。
ここはマンガリッツァ畜産農家が複数集まって共同で開いた専門店です。カットされた部位は真空パックされています。また燻製などの加工品も並び、上には生ハムがぶら下がっています。これらはみな日本に持ち帰れませんので、その場で食べられる料理を食べて行きましょう。
おすすめはサラミや燻製などの盛り合わせ(1人前あるいは2人前を選べます)か、ロースのフライです。
柔らかいマンガリッツァ・フィレ肉料理も良いですが、担当はロースのフライが大好物。特にこういう骨付き肉を見るとつい食べたくなってしまうのは、子供のころに見たアニメの影響ですね、きっと。
皆様、ハンガリー訪問の際は是非マンガリッツァ豚をご賞味下さい!
(Tk)
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食べる国宝 マンガリッツァ豚
2016-02-19
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