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ウィーンは世界で最も暮らしやすい都市ランキングでも常に上位をキープしている世界有数の都市ですが、スリ・置き引きについては注意が必要です。ウィーンは優雅で、安心して街歩きを楽しめるので、つい油断してしまいがちです。
大使館が発行しているメルマガに9月分の邦人被害が掲載されていましたので、ウィーンをご旅行の皆様は被害状況を参考にして、トラブルフリーなご滞在を目指してください。
(在オーストリア大使館メールマガジン第114号より)
・2日午後6時頃、地下鉄シュテファンプラッツ駅での電車の乗り降りの際に、斜めがけで持っていたバッグからパスポートと財布を何者かに抜き取られた。
・11日午前8時頃、ウィーン市内のホテルロビーで団体ツアーの仲間と写真を撮り合っていた際に、少しの間バッグを床に置いていたところ置き引きに遭った。
・12日午後1時頃、ブダペスト発ウィーン行きの電車内で、網棚に置いていたバッグを気づかない間に何者かに持ち去られた。
・12日午後2時頃、ウィーンの地下鉄車内で立っていたところ、降車する1人の女性に思い切りぶつかられバッグを非常に強く引っ張られた。その女性はそのまま降車したが、バッグを確認するとチャックが開いており財布とパスポートを盗まれていた。
・12日午後4時頃、地下鉄U3のウィーン西駅~Zieglergasse駅間で10代前半の少女数人に取り囲まれ、一人の少女が「この電車はシュテファンプラッツに行くのか?何番目の駅で停まるのか?」等尋ねてきたため車内の路線図を指し説明している間に、周りの少女たちに財布とパスポートをスリ盗られた。話の途中で少女たちが降車したため不審に思ったところ、ショルダーバッグが開けられておりスリに遭ったことに気づき、すぐに追いかけたが捕まえることはできなかった。ショルダーバッグはコートの下に斜めがけで持っていたが、コートは前が開いている状態であった。
・12日午後5時頃、地下鉄Landstrasse駅において電車が停車していた際に、車内で子供達数人に囲まれ時間を聞かれたため応答している間にパスポートや財布等をスリ盗られた。
・15日午前7時30分頃、ウィーン西駅停車中の特急列車の車内でバッグを近くに置いていたところ、少し目を離した隙に何者かに持ち去られた。バッグの中にはパスポート、現金、パソコン等が入っていた。
・17日午後1時頃、地下鉄U1の電車内でパスポートと財布を盗難に遭った。
・18日午後1時頃、ウィーンの市庁舎前広場において、気づくと背負っていたリュックサックのファスナーが開いており、パスポート、クレジットカード、現金が入ったポーチがなくなっていた。
・20日午後4時頃、ウィーン・ミッテ駅停車中のS7の電車内で40代の女性と中学生くらいの少女が自分(邦人旅行者)を押して車内に入ってくるとともに、バッグの中のパスポートが入ったポーチをスリ盗り、急いで電車を降りていった。
・21日午前中、シェーンブルン宮殿の庭園のベンチにパスポートやカメラ等の入ったバッグを置いて同行者と話しをしていたところ、気がつくとバッグがなくなっていた。
・22日午前11時20分頃,ウィーン西駅で地下鉄U3に乗車した際,10代後半と思われる二人組の男女がなだれ込むような感じで後ろから入ってきて,男が後ろにくっつくように立ち,女が挟み込むように前に立った。ドアが閉まる直前に二人組の男女は地下鉄から降車し,その時スラックスの後ろポケットに入れていた財布をスリ盗られたことに気づいたが既に地下鉄のドアは閉まった後だった。
・26日午前7時頃、ウィーン市内ホテルのレストランで朝食中、気がつくと足元に置いていたバッグがなくなっていた。バッグにはパスポート、財布、携帯電話、カメラ等が入っていた。
(お知らせ) ウィーン安全情報
2014-10-20
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