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ブダペストからこんにちは!
皆さんご存知のブダペストの中央市場は建築当時は第一市場でした。ということは第二、第三と複数の市場があるのでしょうか。という事でここ数年、リノベーション工事後にブダペスト市五区の市場として、ハンガリーで流行の市場飯あるいはストリートフードや屋台飯ブームに乗って盛り上がっているHold utca(月通り)にある、第五市場へ行ってみましょう!
ここはアメリカ大使館やハンガリー・セセッションで有名な旧郵便貯金局(レヒネル作)のご近所です。
この市場が市場飯で盛り上がるキープレーヤーになったのは、ブダペストで有名な高級ビストロ「ボック・ビストロ」の著名なシェフ、ビーロー・ラヨシュさんのコンセプトでオープンしたA Sef utcaja(シェフ通り)です。他にも有名店が出店したり、新しいコンセプトの欧州版屋台飯店もオープンしましたが、もっとも流行っている店と言えば、この店と同じくビーロー・ラヨシュさんが開いた第五市場2号店Buja Disznok(麗しき豚)という豚肉専門店です。
ここの目玉はとにかく大きいフライです。Rantotthus(ラーントットフーシュ)と言ってハンガリーでは昔からよくある豚肉のフライなのですが、とても一人では食べきれない大きさで出て来ます。肉の処理から衣に使う材料や揚げる油も吟味し、揚げる方法も一つのシステムとして完成させてつくるこのフライはとにかく美味しい。しかし大きいので大抵の人は半分くらいでギブアップしてお持ち帰りします。お持ち帰り用のカートンボックスはお店にあるので食べきらないときは「El viszem(エル・ヴィセム)」と店員さんに言いましょう。ボックスに入れてくれます。
最近ビーローさんに続けとばかりに、シェフの国際コンペティションで入賞した若手のスターシェフが1階に高級ビストロをオープンしました。ビーローさんのコンセプトはあくまで市場なので「美味しくて安い、そして量も多い」なのですが、こちらStand 25は、値段もコンセプトもシェフのこだわりの高級ビストロです。ただキッチンスペースに限りがあるので、メニューの品数は抑えてあり、2または3ディッシュのコースで注文するというルールになっています。
ここのグヤーシュスープはベーシックに丁寧に作ったものですが、ほかの店では味わる事の出来ない味の秘密は、仕上げのシーズニングにあります。
ブダペストにきたら第五市場へ足を延ばして、楽しいランチを楽しみましょう。
(担当:Tk)
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みゅうウイーンの新商品(ウィーン発)高速バスで行く1日ブダペストハイライト1日観光 では、この第五市場で自由時間を取り、各自お客様の現地払いですが御昼食をとって頂けます。
またブダペスト・ウォーキングツアー・ペシュト地区Aコースでは、少しだけ中を覗きますので、ツアー終了後に訪れてはいかがでしょうか。
(金曜日限定の楽しみ、A Sef utcajaのショーレット・ネオローグ/パンにはフォアグラが挟まってます!)
五番市場へ行ってみよう!
2018-02-27
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