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最近よく、オーストリア国鉄の列車クラスについて、何が違うか聞かれます。ウィーン発のツアーで利用しているオーストリア国鉄のレイルジェットを例にして、私自身の体験を元に、ご案内させて頂きます。
2等車 1等車 ビジネスクラス 座席 2席+2席の
合計4席の配置。
2席+1席の
合計3席の配置。
2等車よりやや広い。
ゆったり快適!
背もたれ&足置きを
動かせる。
クッション性もよく
座り心地がいい。
WiFi 無料。
回線が弱く、
時々、不安定。
無料。
回線も問題なし
無料。
回線も問題なし
お食事 食堂車のみ 食堂車または
お座席で
注文&お食事可
食堂車または
お座席で
注文&お食事可
ラウンジ
利用
なし 利用可 & 無料 WiFi
出発1時間前から
到着30分後まで
利用可 & 無料 WiFi
出発1時間前から
到着30分後まで
コンセント 2席に1つあり 各席にあり 各席にあり その他 ウェルカムドリンクで、
1ドリンク付。
2等車席はこんな感じです!
2等車席拡大写真
1列に3席配置の1等車。
1等車席拡大。お隣とのスペースが若干広いのがわかります。
ビジネスクラスは、新しいレイルジェットと古いレイルジェットで少し感じが違います。古いレイルジェットは3~4席の個室っぽくなっている所があります。
古いレイルジェットでも、個室っぽくなっていない席もあります。
新しいレイルジェットのビジネスクラスは、こんな感じです。2席を比べてみても、背もたれや足置きを動かせるのがわかります。
ビジネスクラスの拡大写真。
向かい合っている席はこんな感じです。
新しいレイルジェットは、どちらかと言えば通勤や通学のお客様向きだそうです。その為、2等車の車両が1両多いそうです。停車駅が多くその分時間もかかります。新しいレイルジェットの場合、ビジネスクラスは、6席しかありません。
古いレイルジェットは、1等車の車両が1両多いそうです。停車駅も少ないので時間も短縮され、長距離旅行のお客様向きだそうです。
みゅうツアーでは、プラハへのレイルジェットが新しいタイプで、ザルツブルク、ブタペストへの列車は古いレイルジェットを使っています。古いと言っても、ビジネスクラスの写真を比べて頂いてもわかりますが、大きな差はありませんので、ご心配なく!
食堂車はシンプル。お食事時はいっぱいになることもあります。
2017年のメニューは、2通り( お食事メニュー ・ スナックメニュー )あります。
オーストリアのレイルジェットは赤い車体。
チェコのレイルジェットは青い車体。中は同じです。
チェコに行くから青い車体とは限りません。必ず、駅の電光掲示板で、列車番号からプラットホームを確認して下さい。
出発時だけでなく、到着後も利用できる、一息つくのに便利な駅ラウンジ。ウィーン中央駅のラウンジは、2階にあります。入り口はこんな感じであまり目立ちません。
エレベーターまたは階段で上にあがります。入り口すぐのカウンターでチケットを見せればOKです。ガラス張りで開放感があります。
コーヒーマシーン&各種ティー
ソフトドリンク
簡単なスナックや果物などが揃っていました。
個人的に、全てのクラスに乗車しましたが、やはり、ビジネスクラスが、体が楽!です。背もたれも十分倒すことができますし、足も十分伸ばせます。ウェルカムドリンクで1ドリンク注文できるのも、長旅にはとても助かります。WiFi も全く問題ありませんので、I Pad や携帯をお持ちの方は、電話をしたり、映画を観たり、お仕事することもできます。また、係員の人が度々通りますので、お食事の注文をすれば、お座席まで持って来てくれます。1等車のご予算がお有りでしたら、もう少しプラスして、ビジネスクラスにされるのもお勧めです。
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皆様のオーストリア鉄道の旅のご参考になれば幸いです。
みゅうウィーン
オーストリア国鉄 列車クラスの違い
2017-05-04
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