-
チェコも6月の中旬を越え、夏がもうすぐやってきそうです。
今回は、チェコの景勝地、チェスキー・ラーイをご紹介します。チェスキーラーイとは、チェコの天国という意味。プラハから北東90キロに位置しまする、奇岩や森林など自然の景観と昔のお城や町が点在する景勝地です。車でまわるのが理想ですが、ポイントを一箇所に絞れば、プラハから公共交通機関で1日の旅行もできなくはありません。(但し、ローカル線なので、交通の便はあまりよくありません)できれば、どこかで1泊して、ハイキングなどを楽しみながら過ごすとよいと思います。
下記の写真は、チェスキーラーイの起点ともなる町イーチンです。他にトルノフという町もありますが、プラハにはこちらの町のほうが近いです。イーチン自体も、小さいながらなかなかきれいな町です。この辺では最も大きな町のひとつで、インフォメーションではこの地域に関する情報を多く備えてありますので、一度立ち寄ると参考になるかもしれません。町の中心はきれいな広場になってますので、お食事やコーヒーなど楽しまれて次の場所に移動するのも良いですし、プラハから日帰りでこの町をみても手軽な小旅行になります。
チェスキーラーイのなかでもシンボル的な存在がトロツキー城です。14世紀に立てられ、ツインピークのようになっている2つの塔が残るお城の廃墟ですが、丘の上にありますのでドライブしていても遠くから見えます。このお城は入場しますと、この2つの塔に登ることができます。そこからの風景もなかなか美しく、のどかなボヘミアの大地がパノラマで見渡せます。
チェスキーラーイは、アウトドアが好きなチェコ人には人気のある場所で、夏は特に混み合います。家族や友達とサイクリング、ハイキング、キャンプなどを楽しむひとも多いです。自然がお好きで、チェコの長期滞在されるなら、訪れてみると良い場所だと思います。
チェスキーラーイ
2015-06-19
最新記事