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先月1月31日にイギリスがEUから離脱しました。
2020年2月1日から2020年12月31日までは「移行期間」が設けられ、直ぐにすべてが変わるわけではありませんが、簡単に日本人のイギリス旅行に何が影響されるのかご案内します(2月14日現在の情報です)。
①英国の出入国について
イギリスはもともとシェンゲン協定の加盟国ではないので、これまで通り、日本人は日本やEU国からイギリスに入国する場合にはパスポートのチェック、入国審査が必要です。
ただこれまではIDカードだけでよかったイギリス人やEU国の人たちは、イギリスの出入国のルールが変わるみたいです。
また、自動ゲートが導入されていない空港での入国審査は、今まで、EUパスポート保持者とそれ以外の国のパスポート保持者とで分かれていた入国審査の列が、イギリス以外のパスポート保持者全員が同じレーンに並ぶことになり、かなり混雑し時間がかかるかもしれません・・・。
②イギリスの免税手続きについて移行期間中は、イギリス国内の空港での免税手続きに関して、ブレグジットに伴う変更は特にありません。免税手続きはこれまで通り、イギリスを出国して他のEU国へ入国する場合でも、イギリスを含めたEUの最終出発国で行うことが原則です。
しかし移行期間後の2021年以降は、イギリスで買った商品の免税手続きは、その後EU国へ行くとしても、イギリス出国時に行う必要があります。またその反対で、EUで買った商品の免税手続きはイギリスで行うことができなくなるため、EU国の最終地で行うことになります。
③フライト、国際長距離バス、ユーロスターについて
フライトや国際長距離バス、ユーロスターの運行はブレグジット後もこれまで通りの運行が行われる予定です。
※注意:これから決まっていく交渉により、上記内容が変更する可能性があります。最新情報は↓からご確認ください。
・https://www.eurostar.com/uk-en/brexit(Eurostar)
・https://www.nationalexpress.com/en/help/european-travel-after-brexit(National Express)
ブレクジットでどうなる?イギリス旅行
2020-02-16
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