菜食主義 みゅうロンドン ブログ記事ページ

みゅうロンドン ブログ

<< カテゴリ内の前のページ カテゴリ内の次のページ >>

    菜食主義


    2015-05-03

  • ベジタリアンと聞くと、ヒッピーとインド人?と私だけかもしれませんが頭に浮かびます。日本人もその昔まで食肉は当たり前ではなかったようです。今でも精進料理は宿坊などでは提供されますが、あまり主食としてはなじみはないですね。ただ副食の小さなおかずとご飯だけだと、肉無し料理は簡単に可能です。

     

    有名人ではガンジー、生きている人で元ビートルズのポールマッカートニー。ベジタリアンといいながらイギリスでは大きく分けて2種類あります。

     

    ベジタリアン

    俗に言う動物は一切食べない。肉(牛、鳥すべて)魚など。基本生き物を殺したものは食べない。鳥の卵自体は鳥を殺さないので、食べます。乳製品もチーズを作るのに牛は殺されませんので、食べます。ヨーロッパ大陸で「ベジタリアン」と言うと、魚、鶏肉はなぜか食べると思われる方が多いようですが、イギリスでの浸透度はとても高いです。

     

    ビーガン

    上記ベジタリアンよりはもちろんですが、それ以上に動物からできた商品をすべて食べません。基本は生き物は食べられたり、商品になるために生まれてきたわけではないという考えです。飼われること自体、動物へ残酷だということです。ビーガンの人は靴や、財布など一切皮製品を身につけない人も多いです。

     

    その他

    フルータリアンといい、果物のみ食べ、木からとると殺人(きつい言い方ですね)行為となるため「自然」に木から落ちたものしか食べない。またぺスカトリアンは、陸の動物以外、海鮮は食べる人もいます。グルテンフリーは選択と言うより、アレルギーですが、ピザ生地、パン、ケーキなどグルテンなしの選択もかなり増えてます。

     

    先日新聞の記事で見ましたが、若い人の傾向としてベジタリアンとは自称はしないが、週に1,2度しか肉を食べない人が増えているようです。赤い肉を減らす傾向は昔からありますが、動物自体減らすというのは健康上もいいのかもしれません。

     

    100%ではないですが、イギリスではパブ、レストランへ行くと「V」マークがある品があり、ベジタリアン用となります。肉無しの食事だとサラダばかり?と、思いがちですがどんなものが提供されるのか試されると面白いかと思います。またご旅行軽い食事の希望、もしくはダイエット中の方にはよろしいかと思います。

     

    (Mulberry)


<< カテゴリ内の前のページ ブログ記事一覧へ カテゴリ内の次のページ >>

最新記事