イギリス南部の土壌は、フランス北部の有名ワインシャブリとほぼ同じ、
’キンメリッジ’という白い石灰質を含む土壌であるためか、
地球温暖化という気候条件も合わせて、近年、非常に優秀なワインを産出しています。
「イングリッシュワインEnglish Wine」と呼ばれるそれらのワインの中でも、
特にその中でも著名なワイナリー、デンビーズDenbiesの、
フリント バレー Flint Valley
冷涼な地域で白ワイン用に栽培されるセイバルブラン、ライヒェンシュタイナーという
ドイツのぶどう品種を使用。
イングランド産白ワインでは、この2つが主に栽培されており、
きりっとした風味の辛口白ワインが生まれます。
一世を風靡したパワフルなフルーツの香りがきいたニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランとは対照的で、
クセがなくどんな料理にもあわせやすいのが特徴。
フランスのロワール川流域で栽培される軽めのシュバルブランに近いといった感じ。
地産地消とはよく言ったもので、
イングランド南部産のチーズや、ソーセージなどと相性が良いと言われていますが、
個人的には、こってりとした魚料理に最適なのでは、、、
ということは、やはり Fish and Chips!!!!!
どどどーん!とおも~~~い白身魚とチップス(フライドポテトですね)、
そして、バターをたっぷり使ったMashed Peas(グリーンピースをマッシュしたもの)を
イングランドワインで流し込みましょう!
日本ではまだ珍しいイングランド産ワイン。
スーパーマーケットのWaitroseで見つかります。
ご旅行中、テイクアウェイフードを買ってホテルで晩ごはん、なんて日のお供にいかが?
Cheers!
(Rice cake- lover)