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街自体がユネスコ世界遺産に登録されている美しい古都バース。見所も多い街ですが、ここは19世紀前半に活躍した英国が誇る女流作家ジェーン・オースチンゆかりの場所でもあります。
「高慢と偏見」、「エマ」、「ノーサンガー・アビー」など18世紀後半の中流階級に生きる女性をテーマにした彼女の作品は、英国内のみならず日本を含め世界中に今なお多くのファンを持ちます。(ちなみに現在の英国の10ポンド紙幣の裏はジェーン・オースティンが描かれています。英国ではそれほどの有名人!)
バースは、ジェーン・オースティンが1801年から5年間暮らしていた場所。そんなバースの中心部に彼女の生活、作品、そして彼女が生きていた時代に関する展示を行っているジェーン・オースチン・センターがあります。今回は、こちらをご紹介しましょう。
入口を入り2階へ上がると、ジェーン・オースティンの生涯をガイドさんが簡単に語ってくれました。
数少ない彼女の肖像画から想像してつくった蝋人形だそうです。ただ時代が時代だけに本当の顔は誰にもわかりません。。
18世紀のイギリスの生活様式もよくわかります。
な・なんと当時の衣装を着て、写真撮影も可能
ジェーン・オースティンの作品に出演するのは、英国の俳優にとっては大きな憧れです。「高慢と偏見」にてMrダーシーを演じたコリン・ファースは、この作品によって大ブレイクしましたね。
3階にはクラシックなティールーム
壁には「高慢と偏見」Mrダーシーが。。
ボリューム満点のクリームティー、サーブは当時の衣装を来たウェイトレスさんから!
自家製のクロテッドクリームとジャムをたっぷりつけて、熱々のスコーンを頂きましょう。
1階のギフトショップでは、彼女の作品にちなんだ小物を見つけることができます。
ジェーン・オースチンファンは是非とも訪れたい場所ですね!
Jane Austen Centre
40 Gay Street Bath
BA1 2NT(DoI)
ジェーン・オースティンの世界へ ~ジェーン・オースティン・センターinバース
2020-04-17
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