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イギリスの中でもかなり長い歴史を持つリンカーン大聖堂。
11世紀の建築の部分が一部残るほか、12世紀末以降に大部分が再建されます。
その巨大で重厚なゴシック建築は初期イギリス式と呼ばれ、その後に各地で展開する装飾式、垂直式大聖堂へと繋がっていきます。
イギリスにある教会や聖堂をロケに使ったことで一躍イギリスの映画ロケ地ブームを呼んだ映画「ダヴィンチ・コード」では、ロンドン・ウエストミンスター寺院の使用許可がおりず、結局このリンカーン大聖堂を撮影場所に選びました。とにかく巨大な大聖堂は街の至る所からその建物が見えます。なにしろ1549年まで世界で一番高い建物だったそうです。(随分古い話ですが、当時のギザのピラミッドよりも高かったそうです)
内部はこんな感じです↓
マグナカルタ(大憲章)発布800年記念が今年になりますが、世界でも貴重なマグナカルタの原本のひとつもこのリンカーン大聖堂にあります。
そこで今回は、大聖堂の有名な言い伝えをひとつ。
むかしむかしのそのむかし、悪魔がこの大聖堂に災いがおきるように小悪魔を地上に送り込んだのだ。しかし、天使によってこの小悪魔は石に変えられてしまった、とさ。さて、石に変えられてしまった子悪魔はいったいどこに?
小悪魔君を探せ~
ということで、ANGEL CHIORといわれる部分、柱の上に「小悪魔」を探してみると12インチ(30.48センチ)くらいの大きさでその石になった小悪魔君がリンカーン大聖堂に行かれた方は、その目で小悪魔君を探してださいね~。
(DoI)
リンカーン大聖堂の小悪魔君を探せ~
2015-02-16
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