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    【リスボン】クリスマス名物 プレゼピオのご紹介


    2020-12-16

  • 2020年、世界中がコロナという同じ問題に苦しんだ歴史上稀に見る

    1年でしたが、それでもやはり時間は経っていき、今年もまた

    クリスマスが近づいています。

    町中にイルミネーションが灯り、クリスマスプレゼントの買い物客

    で通りがあふれるこの時期は、クリスチャンでなくとも自然に心が

    うきうきと踊らされるものですね。

    ロックダウン後も続く外出制限などで失業率も上がり、暗いニュースが

    続く日々。今年は自粛モードになるのかしら、と思っていましたが

    やはり同じように、いえ例年以上に、町には美しいクリスマスムードが

    溢れているようです。

    今日ご紹介するのは、そんなクリスマスの風物詩プレゼピオの、

    リスボン一の呼び名の高いショッピングセンターAMOREIRAS

    (アモレイラス)の飾りです。

    プレゼピオとは、キリスト誕生をキリスト、聖母マリア、聖ヨセフ

    の3人を中心に人形などを使って再現したもので、毎年11月初旬から

    年始にかけて教会はもちろん、歩道や病院、ショッピングセンターなど

    人通りの多いところに飾られます。

    プレゼピオはこの時期毎年恒例の飾りなので、凝ったものや規模が

    大きなところは人気があり、リスボンではこのアモレイラスの

    ものがとても有名なんです。

    アモレイラスでは、2階分続くメインの大階段の上から下まで、
    約10ⅿの長さのプレゼピオが毎年飾られます。
    これは上から下を見たところ。
     
     
     
    テーマや飾りつけはその年によって変わりますが、アモレイラスでは
    同じデザイナーがもう何年にも渡り、その年のテーマやデザインを
    決めています。今年のテーマはリアルなキリスト誕生の物語だそうで、典型的なアラブの家とパレスチナの乾燥した風景で、当時のベツレヘム
    の町をそのまま再現したそうです。
    階段の下の部分から物語が始まり、一番上のキリストの誕生で完結
    しています。
     
     
     
    人形だけでなく、家の隅々、小物から岩や木の感じ、とにかく精巧に
    素晴らしく細かく美しくできています。
     
    また人形のいくつかは機械仕掛けで動くようにできていて、まるで
    本当にそこに町があり、小さな人々が生活しているかのような
    錯覚に陥りそう。。
     
     
     
     
    衣装から野菜、家畜たち、枝の一本に至るまで見て下さい!
    細かくとてもリアルに良くできていると思いませんか?
     
     
     
     
     
     
    猫ちゃん♡
    アリスのように体が縮められたら、この町を本当に歩いてみたい。
     
     
    そして、イエス様誕生の瞬間に是非立ち会ってみたいものです。。
     
    ******
     
    いかがですか、アモレイラスのプレゼピオ?
    コロナのニュースは未だ日々のトップニュースで、一体いつ本当に
    収束することか想像もできませんが、月日は過ぎ、人々の生活も続いて
    いきます。
    このプレゼピオ、今年は見ることができない方が残念ながら大半だと
    思いますが。。でも来年はきっと!
    是非見に来て下さいね!
     
    *アモレイラスショッピングセンターの中にあるのでいつでも無料で
    見ることができます。
     
    YK

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