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今日は、皆さまにポルトガルはアルガルベ地方の美味しい食べ物を
ご紹介しようと思います!
アルガルベってどこ?と思われる方も多いかもしれませんが、
アルガルベとは、ポルトガルの南端に、横長に広がる地方のことです。
(赤い部分がアルガルベ。正確には、アルガルヴェ、と言います)
ポルトガルは大西洋沿いに伸びる国ですので、美味しいシーフードは
海岸近くの町に行けばどこででも食べられるのですが、アルガルベの
シーフードの種類の豊かさと美味さは特別です!
私もその味を求めて年に数回アルガルベへ弾丸食い倒れツアーを敢行
するのですが、リスボンへ戻るとすぐまた、あの海と自由な雰囲気、
そして最高に美味しいシーフードが恋しくなるのです。
アルガルベで是非食べて頂きたいと思うのは、まず焼き牡蠣。
もちろん生でも食べられるのですが、アルガルベの焼き牡蠣の美味しさと言ったら、初めて食べた時の衝撃はまだ忘れられません。
それから亀の手。
日本でも食べられますが、全国的に食べられるものではないようです。
ポルトガルでは、海岸線上のどの町でも大抵食べることができますが、
亀の手の茹で立てに塩を振って、熱々でちゅるんっと食べる美味しさは
なんとも言えません!
これはアルガルベの市場で買ったもの。大きくて食べ応えがありました。
そしてこちら。
これも、リスボンでも市場で買うことはできますが、アルガルべの
市場で見られる立派なサイズには本当に驚きます。
じゃん!ほら貝です。
長さ30㎝もあろうかという巨大ほら貝。比較に大きなレモンを
並べてみたのですが、もともとレモンの大きさがわからない上に
レモン自体がほぼ写っていない写真を選んでしまったのは何故??
新鮮なので思い切り生きてます。
みよーん!
これを、殻を割って中身を取り出し、お刺身で頂きます。
もしくは茹でれば大抵つるんと中身が出てくるのですが、あまりにも
元気に動き回る為、ずっと見ていると愛着が湧いて来て食べにくく
なるので要注意です。。
次にご紹介するのは、イカの卵巣のガーリックソテー。
こちらも、アルガルベでは1年を通じ食べる事のできる珍味です。
珍味、と言ってもこれ自体にはあまり味はないので、どちらかと言えばもちもちした食感を楽しむお料理でしょうか。
ショーケースにお魚が並んでいるようなレストランに行くと、この卵がバケツにどっさり入って置かれたりしています。
さてお次は日本人の愛してやまないマグロのトロ!
のステーキ!あまりフォトジェニックな姿ではありませんが、なにしろ
トロであります。
ぎゃー!もったいない!と思う方もおられるでしょうが、焼いてあるので程よく脂も落ちて、きちんと半生のトロ。1人前300gくらいありそうですがペロッと食べられてしまいます。
うーん、し・あ・わ・せ ♡
最後に、こちらも高級食材である、カラビネイロ。
頭でっかちの大きな海老なのですが、焼いたり、ガーリックソテーに
したり、リゾットにしたり、色々な食べ方があります。
丸ごと供されることが多いのですがその際の食べ方をご紹介しますね。まず頭から少し下、身を少し残して頭を切り落としたら、先に身の部分を頂きましょう。
(身を少し残しておくのは、頭の中のミソが流れ出るのを防ぐ為。
所謂蓋の役割をしますので、こことても大事なポイントです!)
プリップリの身はこれだけでも十分満足なのですが、これからがカラビネイロの本番です。
恥じることなくその頭をがしっと手でつかみ、中のミソを
ちゅーちゅーと吸って頂きましょう!
頭でっかちなので、ミソの量もたっぷり。
本当に、これほどミソの美味しい海老を私は他に知りません。
今日は、まだ日本人の方にはあまりなじみのない、アルガルベ地方の
美味しい食材をご紹介させて頂きました。
コロナが席巻する今の世の中、人込みを避けたい。自然に癒されたい。
激混みの有名観光地を巡るような旅ではなく、ゆったりした旅をしたい。そんな風に思っておられる方も多いのではないかと思います。
アルガルベにはまだ、手つかずの自然がたくさんあります。
素朴で美しいこの土地を、美味しいものを食べながらゆっくり
周る旅なんて如何でしょうか?
これからアルガルベのツアーも作りたいと思っていますので、ご興味のある方は是非お問い合わせ下さい!
YK
アルガルベ 美味しい食べ物
2020-11-10
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