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    セトゥーバルの市場 リスボンから1時間も行く価値あり!


    2016-11-08

  • 今日ご紹介するのは、リスボンからバスで約1時間のセトゥーバルの

    市場です。

    リスボン市内の大きな市場は残念ながら衰退の一途をたどっており、今はスペースのほとんどを飲食店が占めるところがほとんど

    (以前本ブログでもリスボンのリベイラ市場の記事を書きました)。

    ですが、このセトゥーバルの市場はまだまだ現役!

    大きな市場の中は、半分のスペースを鮮魚店が、もう半分を野菜やチーズ、パンなどのお店が占めており、お肉やさんは、その周りをぐるっと取り囲むようにしてあります。

    新鮮な野菜がたくさん!ビタミンカラーが目からも元気をくれます。

    この奥がお魚市場です。

    まぐろーーー!マデイラ島から来たと書いてあります。

    マデイラはマグロが有名なのです。キロ23ユーロ。高い?安い?

    市場の壁には、美しいアズレージョが貼られています。

    今日の私のお目当ては・・・ あった、ありました!

     

    ポルトガル語で、Peixe Porco(ペイシェ・ポルコ、豚魚)と呼ばれる、カワハギの仲間(と思われる)です。

    言えばちゃんと肝も残してくれますので、家で肝と一緒にお刺身なんて贅沢ができてしまうこの幸せよ~。

    そしてなんといってもこのペイシェ・ポルコ、ポルトガル人には人気がないせいか安いのです!

    この日の市場では、キロが5ユーロという安さ!張り切って2キロかっても、たったの10ユーロです。

     

    お店ではちゃーんとお魚さばいてくれますよ。

    このお魚は皮からひれからなにもかも硬いので、ひれを切って、皮をはいで、さらにかたーい歯と鼻先もかなづちのようなものでこんこんと切って丁寧に取ってくれます。

    ちなみに、写真下側に並んでいるのは無数のさめの仲間ちゃんたち。

    すでに全身皮をはがれ、悲しい姿となっております。。

    ポルトガルでは、サメの仲間のお魚を良く食べるんですよ。

    さて本日もう1つの収穫は、こちら。自宅へ戻り、茹でてお皿に載せた

    後の写真ですが・・

    じゃん!亀の手でした!

    潮の干潮が激しい岩場で良く育ち、採るのが難しい(養殖の技術はまだ開発されていないとか)為、ポルトガルでも亀の手は貴重なシーフード。カワハギで節約した分、亀の手で散財してしまいました。

    おまけに、セトゥーバルの市場すぐそばにある、養殖シーフード販売店へ。

    巨大ホオジロザメが吊られた外観はインパクト大!

    市場の後に養殖??と思われるかもしれませんが、なんのなんの。

    大きな店内には蟹のひしめく水槽がいくつもあり、大きな海老やムール貝、牡蠣など今日市場で見つからなかったようなものを探しにいくにはもってこい。

    セトゥーバルで有名な食べ物は、ショコ・フリトと言って、モンゴウイカのフライです。

    市場近辺のレストランでは大抵の場所で食べることができますので、市場に行ったらセットで是非!

    リスボンからセトゥーバルへは、バスで行くことができますよ。

    片道1時間、お時間のある方には絶対!お勧めのセトゥーバル小旅行です。

     


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