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時代の流れでしょうか。
リスボン市内にあちこちあった市場が、近年スーパーマーケットの便利さに押され次々と閉鎖されてしまいました。
市場というと大抵規模の大きなもので、巨大な空間がそのまま利用されず町のあちこちで放ったからしになっているのはいかにももったいないと常々私も思っていたのですが・・
それが、約2年ほど前にCampo de Ourique(カンポ・デ・オウリーク)のマーケットがリニューアルされ、市場兼屋台街としてオープンすると、リスボンには今までなかったタイプのコンセプトの空間として
リスボンのお洒落な若者客層を中心に一躍人気スポットに!
そしてそれから早くも約半年後に、リスボンで最も有名な市場、Mercado da Ribeira(リベイラ市場)も、市場兼屋台街として新しく生まれ変わりました。
その市場に、少し前に行ってまいりました!
まずは市場外観です。地味ですね。
内部は、今はかなり縮小されてしまった市場の部分と、屋台の部分にわかれています。
屋台街はかなり巨大!全体で3000m平米のスペースに、店舗が30店。
有名シェフのお店や、人気レストランなどもたくさん出店しています。
真ん中のスペースにテーブルや椅子が設置され、座席数は約500。
前後左右を店舗がぐるりと取り囲む格好になっており、買ったものを、真ん中のテーブル席で頂く作りになっています。
もうオープンして1年以上経ちますが、未だその人気は衰えずいつ行っても、ポルトガル人のみならず、種々雑多な国籍の人達で一杯!
気になるお値段は?というと、グラスのワインが3ユーロ~(一番
お安いお店を探し周った結果、3ユーロというお店が多かった)。
お料理は、もちろん食べるものにもよりますが、値段設定はポルトガルにしてはかなりお高め。居酒屋タイプで量も全体的に少なめなので、
私は食べ盛りの中高生の子供を連れて家族で行った為、最終的に
軽くめまいがする金額となってしまいました。
でも、例えばグループでお食事前に軽く飲んでつまんで行く・・のにはぴったり!
市場にはこの上の、2階もあるのですが、ここも将来的にはレストランやバーに加え、観光に関するスペース、さらにコンサートなどにも使えるスペースなどが一体となった、ミニ複合施設となる予定だそうです。
ご旅行中、ちょっと疲れたな・・と思われたら、リベイラ市場で
ポルトガルのビールとおつまみで一休み。いかがでしょう?
リスボンで大流行中!マーケットでお食事
2015-07-20
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