ティトリス山の人気に秘められていたハイキング天国 ミキトラベル・ジュネーブ ブログ記事ページ

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    ティトリス山の人気に秘められていたハイキング天国


    2020-07-24

  • ティトリス山(Mount Titlis)といえば中国、東南アジアやインドからの観光客のメッカで、団体ツアーでヨーロッパに来たら必ずと言ってもいいくらいに訪れる観光地ですが、夏はハイキング、冬はスキーと一年間通して楽しめる魅力一杯の観光地でもあります。 
    本日はティトリス山にも行ってきましたが、その前に4つの山の湖を巡る人気のハイキングを歩きました。どちら側でもスタートできますが、今回はMelchseeから出ることにしました。正確な地名はMelchsee-Fruttと言います。アクセスはまずルッツェルンからLuzern-Interlaken Expressの電車でSarnenへ。Sarnenでポストバスに乗り換えてStoeckalpに着いたらゴンドラで一気にMelchsee-Fruttに上がれます。Melchsee-Fruttにホテルもあるのでそこで一泊することは一つの手です。
    ハイキングコースの全体図です。
    1時間半くらい歩いたらTannenseeという2番目の湖に辿り着きます。牛は多いと思われる写真ですが、実際に多くて放し飼いに近い状態で、歩く時はすぐ近くまで近づくことはできます。子牛はいる時は近づかないように注意は必要です。お母さん牛が怒り出す可能性はあります。
    湖を通り越して5分くらいはTannalpの村があります。レストランもあるのでそこでランチタイムです。スイス人気の食べ物のAlpen Maccaroniで軽く?済ますことにしました。この山のレストランでもきちんとサニタリージェルは置いてあるので安心です。
    レストランを出たら山羊さんが日陰で休憩していました。
    次の湖に向けて出発。途中の風景です。視界は悪いのですが、奥に見える山はベルナーオーバーラント地方の山々です。このコースはオプヴァルデン準州から始まって、ベルン州を経由してニトヴァルデン準州で終ります。 
    次の湖はEngstlenseeというのですが、その手前にある山岳ホテルです。Engstlenalp自体まで道路もあるのでポストバスや自動車でのアクセスも可能です。Tannalpから45分くらいの歩きです。大自然の中の美しいEngstlenseeです。ここまで比較的に大きな上下もない楽なハイキングコースです。
    湖から30分くらい上がって歩くとチェアーリフト乗り場があります。次に目指すのはJochpassという峠です。勇気と時間のある方はそのままチェアーリフトに乗らず登っていことはもちろん可能です。1時間くらいですが、今回は怪しい雨雲が見えたのでチェアーリフトに乗ることにしました。こちらの乗り場は無人です。乗る前に"Ruftaste”の下にある赤いボタンを押します。押したら上の乗り場の係員と繋げます。指示に従ってチェアーリフトに乗ります。チケットも上の乗り場で買います。Jochpassに着くとティトリス山に上がる時の中間駅でもあるTruebseeの湖が見えてきます。ここから下までチェアーリフトがあります。歩きなら1時間強ですが、長い下りなので膝の弱い方はチェアーリフトがお勧めです。先ほどのチェアーリフトもそうですが、6月中旬から10月中旬まで運行されています。
     Truebseeは沢山のハイカーや家族で賑わっていましたが、そこから山頂に上がるロープウェイはこの様です。山頂での視界は悪そうな雰囲気もあっての空っぽ状態ですが、やはり寂しいですね。下る時はロンドンからのインド人の5人家族とスイス人のカプルは乗っていました。公共交通機関なのでマスク着用義務です。ちなみにこのロープウェイ(Stand-Titlis間)は世界初の回転するロープウェーで有名です。
    標高3041mの山頂では様々なアクティビティが楽しめます。上記は氷河の中にあるアイスグロットと長さ100m、幅1mの吊り橋などです。ヨーロッパ最高地点の吊橋でもあります。インドや東南アジアの観光客に人気な理由の一つは万年雪で、かつ夏でも雪に触れることです。もちろん所々にサニタリージェルは置いてあります。山頂駅にある写真屋さんです。スイスの民族衣装を着ての記念写真は大変人気だそうです。さすが、世界中からの観光客が訪れる観光名所です。標高3000メーターの礼拝室です。麓のEngelbergに戻ったら変わった自動販売機がありました。そうなんです。スイスらしくチーズの自動販売機です!
    自動販売機で売っていたチーズですが、実はEngelbergの立派な修道院にあるチーズ工房で生産されています。 

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