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Meringen、マイリンゲン(メイリンゲンとも書きます)といえばメレンゲの発祥の地ですが、それだけではありません。実はコナン・ドイル著の『名探偵シャーロック・ホームズ』とは深い関係のある町でもあります。小説に登場する場所を探しに出かけました。マイリンゲンはインターラーケンの東に位置している町でアーレ川の渓谷のある場所でも有名です。インターラーケンから電車で簡単にアクセスができます。まずこちらのホテルです。現在の名前はParkhotel du Sauvageでマイリンゲンの中心に立つ4星ですが、小説にはロンドンからジュネーブ、Gemmi峠、インターラーケンを経てきたシャーロック・ホームズとワトソンが宿泊したEnglisherhofのモデルになったホテルだそうです。ホテルのすぐ近くにあるコナン・ドイル広場の標識です。ロンドンと同じ感じの標識ですね。そこにあるのはシャーロック・ホームズの銅像とミュージアムです。午後の1時からしか開かないので注意は必要です。行った時に閉まっていたので残念ながら内部は見れませんでした。入場料は5フランです。詳しくこちらのウェブサイトでご確認ください。ローザンヌの近くの村Lucensにあるシャーロック・ホームズミュージアムとは別物です。Lucensのミュージアムはコナン・ドイルの息子がLucensに住み付いた時に作ったミュージアムでお父さんの人生を記念する場所です。実は最後の事件の小説と最も深い関係のある場所はこの滝です。Reichenbachの滝というのですが、ホームズの終焉の舞台として、ホームズが天敵のモリアーティ教授に突き落とされた場所です。
滝までケーブルカーで行けます。インターラーケンから電車で来る場合はマイリンゲンの駅ではなくて、その次の駅であるMeiringen Alpbachで下車するのもお勧めです。そこからもアーレ川の渓谷も徒歩圏内です。ケーブルカー代金はスイスにしては意外と安くて、片道8フラン、往復12フランという嬉しい料金です。運行時期は4月ごろから10月の頭までです。
ケーブルカーを降りると滝はすぐです。すごい勢いです。
突き落とされたとされてる場所に記念プレートがあります。プレートは簡単に見られません。ケーブルカー乗り場とは滝の反対側にあるのでまず30分くらいかけて滝の上まで登ってからマイリンゲンに下るハイキングの道の途中にあります。こちらのマップのポイントBです。
シャーロック・ホームズ最後の事件を追って、マイリンゲンへ
2020-08-03
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