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ユングフラウ三山を正面に望むことができる展望台、シーニゲ・プラッテに行ってきました。
インターラーケン・オスト駅からユングフラウ鉄道でヴィルダースヴィルまで行き、シーニゲ・プラッテ行きのシーニゲ・プラッテ登山鉄道に乗り換えます。乗り換えはホームの反対側に乗り換えるだけなのでわかりやすいですね。
シーニゲ・プラッテ登山鉄道の運行開始は1893年。レトロな感じの機関車でシーニゲ・プラッテに向かいます。車窓からは蒼い水を湛えたブリエンツ湖とツーン湖、そしてインターラーケンの町が見えます。
線路のすぐ脇が断崖絶壁の崖になっているところもあって迫力満点!
約50分でシーニゲ・プラッテ駅に到着。
駅から谷を挟んだ遠くにはユングフラウ三山がそびえています。実はアイガー、メンヒ、ユングフラウの三山を写した有名な写真は、そのほとんどがシーニゲ・プラッテで撮影されたものだそうです。
今回は雲が多く、見ることができなかったのですが、天気がよければ....
(Photo Jungfraubahn)
....だったはずなのに。
シーニゲ・プラッテの駅の周りは自然を生かした高山植物園となっており、スイス各地から集められた高山植物を見ることができます。入場料は無料です。
植物園の運営はなんと5人のスタッフによって行われているというから驚きです。冬の間は雪が積り植物園はクローズしますが、スタッフは5月に麓からシーニゲ・プラッテに上り、除雪作業から始まり、植物園内での植え付けを行います。そして6月頃から花が咲き始め、9月の終わりごろまで様々な花が咲いていきます。7月ごろにはエーデルワイスも花を咲かせています。
植物園はハイキングコースにもなっており、色とりどりの花とアルプスの山々の姿を楽しむことができます。
シーニゲ・プラッテでは展望レストランとホテルが営業をしています。展望レストランでは本物のアルプホルンの演奏が行われており、またスイスの文化を紹介する一角もあります。天気のいい日はテラス席で最高の景色を見ながら食事を楽しむことができますよ。
天気のいい日にインターラーケンから日帰りでシーニゲ・プラッテに行くのはおすすめコースです!
ユングフラウヨッホ鉄道全線とシーニゲ・プラッテ登山鉄道が利用できるユングフラウVIPパスはこちらです。
HY
ユングフラウ三山を望むシーニゲ・プラッテ展望台
2015-06-20
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